1941年福井県生まれ、奈良県育ち。京都大学大学院工学研究科を修了し、1967年に建設省に入省。河川管理の目的に「河川環境の整備と保全」を加えると共に住民参加を求める平成9年河川法改正に河川局長として携わる。
1998年に退官後、第3回世界水フォーラム事務局長などを歴任。また蓋をされた河川の再生を目指すNPO「渋谷川ルネッサンス」を立ち上げ、人と川との関係を広げ、深める活動に取り組む。2013年から2016年まで、東日本大震災と原発事故で被災した福島県広野町で福島県の任期付き職員として勤務した。著書に『対談集・みちのくに徹する̶東北の人と川』(山海堂、2002年)、『セーヌに浮かぶパリ』(東京図書出版会、2004年)がある。
「2017年 『行基と長屋王の時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」