気功革命: 癒す力を呼び覚ます

著者 :
  • コスモス・ライブラリー
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434044304

感想・レビュー・書評

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  • 気功とはこういうものだったのか、とこれほど納得できる本はなかったと思う。この本の全体を貫いて言葉では表現できない説得力がある。気功を実践していくうえでの信頼できるガイドブックだ。

    著者は「私は中国での長い気功経験の中で、たくさんの流派の先生に直接お会いして勉強する機会に恵まれましたので、流派を超越して本当に効果の高い方法だけを集大成した本を作ることができた」と語る。なるほどどの功法を見ても、これぞ気功の真髄と思わせるような本物の香りが伝わる。そういう本物のみがもつ充実の感覚が本に漂う。

    いつも座右において、この中で自分に合っているいくつかの功法は、実践していきたいと思う。実践の過程で、さらに深めたいと思ったら、またこの本に戻り、よく読み、さらに高度な功法で自分にあったものを見つけ出し実践していく。そんな風に頼りにできる本だ。自発動気功や樹林気功について多くのページを割いて書かれているのもうれしい。

  •  ポーズの解説だけでなく、気功の理論も初心者向けに解説してあってとてもよかった。

  • ひとくちに気功と言っても千差万別。

    気功法の考え方や実際のやり方などとても丁寧に解説してああります。

    正直「気」うんぬんに関しては今だによくわからない部分が多いのですが、わかりやすくて良い本でした。

  • 「気功の源流は、陰陽五行思想、古代医術やシャーマニズム、中国武術、導引や按摩など民間の養生法、仏教・道教などの宗教の修行法など多岐にわたる」(Wikipdia)。いくらなんでも仏教はないと思う。そもそも瞑想=仏教ではない。ヨーガが仏教と結びつき瑜伽行唯識派(ゆがぎょうゆいしきは)を生んだ。瑜伽(ゆが)はヨーガの音訳である。その流れが気功へ混入した可能性はある。
    http://sessendo.blogspot.jp/2014/05/blog-post_5.html

  • まずは自分で実践してみたいという人にはお薦め。
    具体的なやり方が書いてあるし、図にもなっているのでわかりやすい。

  •  数多ある気功法の中から、美容や病気の治癒も含めた健康面に関する気功法を抽出し、更にその中から、現代人でも無理なく実践できるものを厳選して掲載した、ありそうで今までなかった気功法の実践マニュアル本。この本では総合的な基本・基礎を中心に解説しています。
     短時間で効果が現れるものから長期間掛けることで効果を実感できるものまで、様々な方法が載っています。心身の変調には個人差があるので、気になるところから始めてみるのが最もおすすめです。

     ちなみに私が実践してみて、一回で効果を実感できたものは、

    ・用手(せいしゅ)①:全身をリラックスさせ、邪気を発散する方法
     (行うたびに、軽度の疲労感やイライラした気分が消えました)

    ・心身の興奮・性的興奮を制御し、鎮める方法
     (頭に血が上ってしまった時や、公共の場でムラムラした時に重宝します)

  • 站椿・スワイソウから自発動功や小周天、大体知りたい事は載ってます。
    高藤本の小周天とやり方違うけど。
    http://www010.upp.so-net.ne.jp/moritato/newpage3.htm
    ---
    素晴らしい本だとは思います。
    目新しいって事はないと思いますが。
    高藤本を除くと、気功の本としては、個人的に最もお勧めの本ではあります。
    それと、出神とか超能力的なのは出てきません。

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著者プロフィール

1945年、中国・上海生まれ。
5歳の頃より少林カンフーを行っていた祖父の影響で気功に親しみ、12歳の頃より本格的に気功を学び始める。
上海市衛生学校医士班卒業後、上海市精神衛生センターで精神科医(西洋医学)として16年間勤務する。医師在職中に、上海第一医学院華山医院脳内科と上海市華東師範大学心理系にて研修する。
1980年よりWHO衛生教育医学新聞社にて『上海大衆衛生報』の編集委員・記者として7年間勤務。その時、中国各地の気功名人を取材、流派を超越した気功を学ぶ。1983年に上海市気功科学研究会に入会。
気功師として注目を浴びるようになったのは1984年、上海市体育館に3000人を集めて行った書道気功「神筆功」の実演以来。その時の模様は上海市テレビ局と上海市気功科学研究会の連合で生放送され、以後何度も中国全土で再放送される。1985年には公式行事、日中青年聯歓会で書道気功の実演をたびたび行う。
1987年8月、日本の医療関係者の招きで、書道気功実演のため来日。秘伝気功を教える。1989年10月、日本人女性と結婚。1997年、日本に帰化。
2001年から7年間、福建医科大学日本校気功専科、財団法人スポーツ会館気功教師。
2006年、戸板女子短期大学でオープン講座を持つ。
1991年から2013年まで有限会社ヒューマン・ギルドで気功講座を持つ。
現在、秘伝気功師養成講座、自由が丘教室ほか、講演活動を通して秘伝気功の普及に尽力する。
スポーツ界、芸能界にもファンは多い。
上海市気功科学研究会会員、上海市心理学会会員・主管医師。
著書に「気功革命」シリーズがある。

「2018年 『気功革命 秘伝奥義 集大成』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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