- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434106743
作品紹介・あらすじ
16歳になろうとするさなは、自分が誰と生きていいのかわからない。母は再婚し、新しい家族ができた。妹は愛おしい存在。それなのに…。ごく普通の日常の中の、うもれそうな少女の前に一人の人が歩いていた。ホットロードの紡木たくが描くほんものの愛。
感想・レビュー・書評
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紬さんの絵とても好きです。なんかつられて泣いてしまった……犬の表情が可愛くてときめき、こてつにときめき、さなにきゅんとした
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中高生くらいの繊細な気持ちを描かせたら第一級と勝手に思っている。しかも、この人の世界は画(え)がなくては表せないはずと思い込んでいたのが覆された。漫画でも小説でも詩でも、もちろん画集でもない不思議な作品。
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また紡木さんに出会えました。懐かしくて、嬉しくて、怖いくらいでした。(長い間、忘れていたのもあるし、・・・)最近紡木さんが読みたくてたまらなくなったところに、ちょうどこの本。紡木さんは紡木さんのままでした。読むたびに心に沁みる言葉と、絵。シロの笑顔もさなの“こてちゅ~”も、たまらなく愛しい~。これからも、こんなペースでも、描きたいものだけをずっと描いていてほしいな。またいつか会えますように。
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久々の紡木たく作品。漫画だけど言葉が多い。十代の頃を思い出した。優しい。
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12年振りを感じさせない、
ぶれのない絵やストーリー。
増え続ける離婚や再婚で
変化していく家族のかたちを描いています。
何が家族で何が愛なのか
コマ割りも吹きだしもない、
サワサワと風の音まで聞こえてきそうな眩しい描写。
深く重く、静かに言葉がひびく。
涙なくしては読めない作品です。 -
漫画カテゴリっていうよりは本…かなぁ?
この人の絵とか雰囲気好きだ -
神様はいるの?
いるな。
たすけたかったんだ。
きみをたすけに。
神様が何か。
なんて、どうだっていい。
助けて、と、思っている時に必要なのは、
助けたい、と、思っている人が周りにいると
実感出来ること。
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まさかの復活作!本屋で見つけてびっくりしたよ!カラーで見たかったなー