Utage・宴 (vol.1) (柏艪舎文芸シリーズ 北の作家書下ろしアンソロジー vol. 1)

著者 :
  • 柏艪舎
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434122729

感想・レビュー・書評

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  • 朝倉さんが読みたいと思って手にした
    だけど、他の人のも良かった
    綺麗に、美しく、正しく食べる人を見てみたい

  • 北の作家たち6人による短編。

    同級会の帰りに出会った酔っぱらいの女が、かつての同級生だったことで思い出される彼女の記憶。朝倉かすみーおまえ、井上鏡子だろう

    貧乏旅行していた頃、京都で世話になった宿。東直己ー京都の宿

    天才だった兄が挫折とともに帰国し、それを支える周囲と妹の私。小路幸也ーFishing with My Brother

    新聞配達の集金にきた女のこと、駐車場の仕事で再び会うことになるその女。中村南ーかんからかん

    ばんえい競馬での寒さのなかでたくましさを見せる馬たちと、女性との記憶。鳴海章ーZONE

    ハーフであることの差別と身の危険を回避するため、かくまってくれた銀次と北海道への移住と悪夢再び。蜂谷涼ー浚いの風

    朝倉さんの話でいつまで経っても来なかった同級生って、田村はまだかの田村のことかな。

    宴っていう題がついているのだから宴についてのそれぞれの短編かと思いきや、共通点ゼロ!
    ページ数の横にそれぞれの著者とか題を印刷すればいいものの、それがないのでなんだか分かりづらい。
    作家たちに失礼というかなんというか、本を作った人が悪い、残念な感じに、、、

    意外って言ったらアレだけど、一番最後のお話がすごい続きも読みたくなってドキドキした。救い。

  • (2017/2/13ギブアップ)
    どうにか小路幸也さんまでは読んでいた。その後の二作は斜め読みし、もう気持ち的にも無理だったので、最後はもう読み始めてすぐにやめてしまった。
    好きな作家さんの朝倉かすみさんと小路幸也さんが入っていて、北の作家書き下ろしという変わったアンソロジーだったので借りてみたけど、内容に共通のテーマもなく、好きな2人と東直己さんの話も、取って付けた感が否めない。残念だ。

    (内容)
    “北の作家たち”という括りからはみ出してしまう“北の作家たち”。無比・絶妙の書下ろし短編集。

    (目次)
    おまえ、井上鏡子だろう・朝倉かすみ
    京都の宿・東直己
    Fishing with My Brother ・小路幸也
    かんからかん・中村南
    ZONE ・鳴海章
    浚いの風・蜂谷涼

  • 【収録作品】「おまえ、井上鏡子だろう」朝倉かすみ/「京都の宿」東直己/「Fishing with My Brother」小路幸也/「かんからかん」中村南/「ZONE」鳴海章/「浚いの風」蜂谷涼

  • 朝倉かすみ 東直己 小路幸也 中村南 鳴海章 蜂谷涼

  • 北海道人の作家6人のアンソロジー。

    「おまえ、井上鏡子だろう」朝倉かすみ
    「京都の宿」東直己
    「Fishing with My Brother」小路幸也
    「かんからかん」中村南
    「ZONE」鳴海章
    「浚いの風」蜂谷涼

    まぁ北海道人といえどもカラーは様々。
    正直、小路さんの「Fishing with My Brother」が読みたくて借りてみたのだけれど、読んで楽しかったのはこれだけでした。
    朝倉かすみさんの作品もちょっと気になっていたのだけれど・・・。感想としては「・・・ふーん。」と言う感じ。他のアンソロジーで読んだ「ふかみどりどり」は面白かったんだけどな。

    と思っていたら、今朝の新聞で第30回吉川英治文学賞新人賞をお取りになったと知りました。
    受賞作品である「田村はまだか」は評判もいいようなので、こんどはそれを読んでみようかな~。

  • H22.7.29

    北の作家と言われても、ピンと来ませんが・・・

  • 朝倉かすみ、東直己、小路幸也、中村南、鳴海章、蜂谷涼の6作品。
    読んだことのある作家も含めて、いろいろなタイプのものが読めてお得感がありました。

  • 北=北海道の作家たちを集めたアンソロ。小路さん目当てでしたが面白かったです。

  • 朝倉かすみ目当てで手に取る。あとは、小路幸也が優しくてよい。蜂谷涼のは「てけれっつのぱ」のスピンアウトで、嬉しい驚き。

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著者プロフィール

1960 年生まれ。北海道出身。04 年「肝、焼ける」で第72 回小説現代新人賞、09 年「田村はまだか」で第30 回吉川英治文学新人賞、19 年「平場の月」で第35 回山本周五郎賞受賞。

「2021年 『ぼくは朝日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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