- Amazon.co.jp ・本 (404ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434123894
感想・レビュー・書評
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同じ著者が書いた「虹色ほたる」もよみました。
書店に行って、「あの人の本だ!」と思い、購入しました。
小学六年生の聖時は、物心つく前に母を亡くし、母の顔は写真でしか見たことがない。クリスマスの近づいたある日、聖時は机の下で不思議なカギを見つける。実はそのカギは、過去へタイムスリップできるカギで・・・過去で聖時は、母と対面する。そして母のいる暮らしを知る・・・。
読むと心が温かくなります。おすすめの一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
恩田陸の新刊の隣に平積みされていたのでなぜか思わず購入。
文字数が少ないので先に読んでしまったところ…
やすやすと泣かされました。
一人称とか詰めの甘いSFとかノルタルジイを無闇に煽る系とか安直に死が含まれてるのとか、嫌いなんですけどね。
まあ、大事なお子さんには勧めてよい作品です。
あー 久々のどストレートにやられたなぁ。 -
衰退していく商店街を舞台に、タイムスリップする主人公。
タイムスリップを通して、自分の家族を見つめ直し、感動。
泣けた -
時空を超えても兄弟は兄弟!?
お兄ちゃんも大変だよね。 -
インターネット上で公開していた物語が話題を呼び、デビューした作家さんと聞いて手にとってみる。
母親のいない小学生の男の子がタイムスリップをして―…という、非常によくある物語なんですが、
…不覚にも目から水が。あああ。
これはぜひ映像化すべき!
可能ならアニメ映画で!
より多くの子供たちに触れてもらいたい良作です。 -
時計屋の息子聖時は、小学六年生の男の子。
母親を物心つく前に亡くし、父親と歳の離れた兄によって育てられてきた。
父親も兄も、すぐに怒るし口うるさい。
ある日、父親とケンカをした聖時は、修理部屋に閉じこもる。
そこで見つけた一本の不思議な鍵。
そこから、彼はまだ自分が生まれる前の時間へとタイムスリップしてしまうのです。
さすが児童書だけあって、言葉遣いが子供向け。
主人公の視点から書かれてるからってのもあるけど、言葉遣いというか主人公の思考というか、若干イライラするところも。
本屋で見つけた時、「大人も涙する」みたいなことが書いてあったので手にとってみたのですが・・・期待してた分だけちょっと物足りない。
もっと感動的な話かと思ったんですが、残念です。 -
いやあ〜。良かったです。
高学年向けかしら?
読み応えたっぷりです。
是非読んで欲しいなあ。 -
小6の聖時の家は時計店。冬のある日、年の離れた兄と大喧嘩、父にも叱られ店の作業部屋に隠れこむ。そこで聖時は不思議な鍵を発見。古い時計に差し込むと、突如、部屋の時計がすべて反時計回りに回転しだした。やがて聖時の前には一人の同じ年頃の男の子が―どう見てもそれは12年前のお兄ちゃん。さらに幼い頃交通事故で死んだ母親の姿が。どうやらタイムスリップしたらしい。そして、聖時のかけがえのない時間が刻まれてゆく…。
分類としては児童書になるんでしょうか。読みやすかったです。ロマンがあって面白かったですが、普段読んでいる本に比べると、若干物足りなかったです。 -
虹色ほたるの作者様の二作目。
私的、雰囲気的にこちらのほうが。
静かな音楽を聴きながら、じっくり読むのがすき。
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なんだか全てが夢のような物語でした。
過去へとタイムスリップして自分の世界が変わっていく。
ラストの場面はちょっとうるっ、ときますね。
お兄ちゃんへの誤解がとけたときは安心しました。
やっぱ兄弟っていいですねぇ〜