- Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434145384
感想・レビュー・書評
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『戦勇。』の作者の本ということで読んでみた。
アニメーターとして働いていたという作者の実体験を元に書かれているアニメの世界の話。
アニメ業界の話はすでに色々出ているので、それほど目新しいことはない。
逆に書籍の印税についての方がほほぉとなるくらいだった。
笑える、ということもなく極々普通のエッセイ漫画だった。 -
2010 6/12読了。有隣堂で購入。
「めでたしに限りなく近いなにか」の春原ロビンソン氏がアニメ業界に勤務していたころについて編集者との対談形式で描いた漫画。
(タイトルにもある)1冊95.2円の印税を、ニコニコで面白い動画見ている御礼として払うつもりで買ったのだけど、中身も・・・最近までアニメ業界周辺にいた(今は辞めた)友人の体験談とかと被るところもあって、やっぱマジあの業界ぱないわ。
世の中には研究者やポスドクより無茶な業界があるよね、ってことを再認。
氏の今後のご活躍と健康を心より祈願。 -
増刷されまくるといいっすねマジで!
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とてもシンプルで読みやすい漫画であっという間に読んでしまいました。春原ロビンソン氏自らの体験談として、アニメ業界のことを本音で描かれていて思わず声を出して笑ってしまう場面も。
そんなに期待せず買ってみたのでかなり面白かったです。そしてアニメをみるときもこの本を読んだおかげでだいぶ見方が変わりました。
最後に一言、自分はアニメーターになれないと分かりました。 -
著者は、ニコニコ動画にてシュールで心に残る紙芝居風作品を投稿し、一躍脚光を浴びた春原ロビンソンさん。本作は、アニメ制作会社に勤めていた春原さんが、アニメ業界のこぼれ話を綴るエッセイコミック。
春原さんが数年前に管理されていた絵日記サイトのファンだったので、エッセイと聞き迷わず購入しました。春原さんの描くゆるゆるした雰囲気と間とキャラクターの表情が最高です。また、なんとも言えない脱力感は癖になります。本作でも十分に堪能できました。2出るといいなあ。期待してます。 -
「めでたしに限りなく近い何か」
というフレーズが有名な、ニコニコの紙芝居動画うp主。
あの独特なセンスが界隈を騒がせる少し前、作者がアニメ制作会社に勤務していたころの話。
編集者K氏と対談している形式をとったエッセイコミックで、アニメ業界の知られざる「日常」を語っている。
一般的なサラリーマンの自分から見れば、異常な日常なわけですが。
エッセイコミックにしては、大ゴマを多用しておりダイナミック。
頁数的にボリュームが足りない感はあるが、内容は濃密で、ギャグが冴えている。
ニコニコ動画でもおなじみの、あの脱力感はそのまま。
さて、僕みたいな本屋さんは、これをどこで展開したら良いかが悩ましい。
本書は案外お客さんの目に留まりにくいのではと思うからだ。
タイトルだけでは なかなか面白さは伝わらない上、「95.2」は内容とはあんまり関係ない(本書巻末を参照)。
経験的に言って、これは「クチコミ系」になるかなぁと。
リンクのターゲットは「春原ロビンソン」か「アニメ」、ジャンルはコミックか文芸書(分類コード的に)か。
悩んだ挙げ句、コミックコーナーに置いた。
あとはPOPでアピールして待つのみ。これで正しいかどうか・・・う~む。