英知へのターニングポイント―思考のネットワークを超えて

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制作 : 神咲 禮  Jiddu Krishnamurti  大野 純一  渡辺 充 
  • 彩雲出版 (2010年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434146824

英知へのターニングポイント―思考のネットワークを超えての感想・レビュー・書評

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  • クリシュナムルティは、悲しみは決して個人的なものではなく、人類全体の悲しみであるとする。その人類の悲しみを、他人の分析(宗教、政治、心理学、グルなど)で得た思考で解決するのではなく、完全な注意(attention)で理解する。思考は生活する上での便利なツールではあるが、人生の悲しみを解決はしてくれず、より複雑化してしまうということ。

  • 読んでて、スマナサーラ長老の本を読んでいるような感覚がありました。
    ただ、本書はとても難しいです。

  • 自分なりに書いてあった事をまとめてみる。

    ・一個人の思考と思っているものも普遍的で全人類共通の要素である。どこに行こうと、人間は似たり寄ったりである。自分が苦しんでいるのと同じように他人も苦しんでいる。
    ・人間の思考は生物的、社会的にプログラムされ条件づけられている。それゆえ人間は何度となく同じパターンを反復する。
    ・思考は知識の活動であり、知識は時間を通じて生まれる。
    ・時間は思考であり、思考は時間である。どんな心理的運動も時間である。思考と時間は不可分である。
    ・偏見をなくそうと努力することより、物事をはっきり見ようとする気持ちが重要だ。
    ・偏見があるときには英知は拒まれる。
    ・誰かに従うなら、英知は拒まれる。他人に従うことは自分自身の知覚や観察を妨げられる。
    ・時間と思考のものではない知覚があるだろうか?それのみが葛藤を解決しうる。
    ・何かになろうとする願望が葛藤の始まりである。
    ・パターンを破るため、時間と思考の運動なしに観察してみたらどうか。
    ・愛と慈悲心、およびその英知なしには、瞑想はほとんど無意味である。
    ・悲しみを終わらせることが愛をもたらす。そして愛があるところ、そこに慈悲心がある。慈悲心とともに英知が生まれる。
    ・人が傷つくのは、自分自身についてのイメージを築き上げてきたから。人が傷つくと、抵抗が生じる。もうそれ以上傷つかないように、自分自身のまわりに壁を立てる。
    ・完全に孤立し、一人ぼっちのとき、その感情は悲しみである。悲しみを感じていても、思考を介入させず、それと共に留まり悲しみそのものになっている時、それは消え去る。自分と悲しみが別々であるとき、苦痛がある。
    ・秩序があるところに美徳がある。
    ・自らをグルと称する瞑想とは無関係の輩が西洋に瞑想という言葉を持ち込んできた。それは、ドラッグと同じような言葉になった。アジア世界から持ち込まれた瞑想のほとんどは、制御することをその中身としている。
    ・瞑想は注意を求める。「注意」することは、自分の全力、全エネルギーを観察に注ぐこと。注意には制御するものもされるものもない。注意にはいかなる中心もない。
    ・すべては関係であり、生きることはまさに関係すること。
    ・心理的な家を整理整頓しないかぎり、正しい瞑想を行うことはおそらくできない。
    ・秩序ゆえの沈黙の中に、それに至るいかなる道ももっていない真理が現われる。それを実現することが瞑想であり、真の宗教的精神である。

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