- Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434155857
感想・レビュー・書評
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問題の解決の仕方ではなく、問題が起こったあとに悩みすぎて疲れてしまったり不安になってしまうことに対する解決策が書かれている本でした。
私は失敗したことをずっと悩んでしまったり、これから先に起こることをあれこれ考えてしまうことが多々あり、本書を購入しました。
本には考えないないことではなく、考える時間を減らす捉え方があり、悩み症な人にはとてもためになる本でした。
特に人は何もしていない時間に考え込んでしまうので何かやりたいことをやるというのは、新しい学びでした。
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「考えすぎない」
マイナス思考に陥り、考えすぎる傾向がある人に向けた本です。
タイトルは「考えすぎない」ですが、考えすぎる人に、「考えすぎないで!」と言ってるのではなく、「考えすぎるのは仕方ない」こととし、
考えすぎる人は、
「立ち止まって」
「考えすぎている自分を客観視」し、
「その状況について自分なりに折り合いをつける」ことを、
「何度も何度も繰り返す」
ことで、考えすぎる自分と上手く付き合っていこうよ、という著者のメッセ-ジ受けました。
最近読んだ瞑想の本の、
雑念が浮かんで来たら「考えてはアカン!」というのではなく、
「あぁ、雑念が湧いてきたなぁ。ちょっと手放すよ~」って感じで、まずは受け入れて手放すという感じに似ている気がしました。
そして、考えすぎるのは仕方ないこととし、考えすぎたときはその度ごとに「客観視」して、著者がいう折り合いのつけ方を参考にして折り合いをつけていこうと思いました。 -
父の入院中、実家の本棚から見つかった1冊。
父からのメッセージだ。
大切にしよう。
考えることは大事。
だけど考えすぎちゃだめね。
おんなじことぐるぐる。
過去を後悔。
未来を心配。
「考えてもしょうがないことは考えない」と
よく言っていたけれど
考えすぎても何の解決にもならない。
そこに注力している時間で他のことをしよう。
これは頭でわかるのと
実際にその通りにできるのとでは雲泥の差がある。
この本には
おんなじことが繰り返し書いてあるけど
全然くどくなく、平易な言葉で
やさしく諭すように語りかけてくれる感じだから
するりと入ってくる。
忘れてしまいそうな時
考えすぎてることに気がつかない時
気がついたけれど、それでも考えすぎちゃう時
そんな時に開いてみよう。 -
けっこうズバズバ、かなり的を得ている内容だった。幸せになる努力をする、本当にそうだと思う。それが日々、幸せな気持ちで過ごせることにつながるのだから。ちょっと立ち止まってしまった時に読むといいかも。
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本書の一貫した考えは、考えすぎないこと。
それも、必要以上に考えすぎないこと。
自らにストレスがかからない程度に考えることは、必要だが、それ以上に、自分の心身の状態を崩してしまうほど悩み考えることはしてはならないといった考え方である。 -
息抜きに丁度良い「考えすぎない」たのめの本。
行き詰まった時に思考の転換になる良い本。
読む人や、読む時期を選ぶような本だと思うので、手元に置いておいてなんとなく読むにはいいと思う。
僕としては、いいタイミングでこの本を手にしてよかったと思えた。
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【内容(「BOOK」データベースより)
私たちの日々の悩みは、ほとんどが“考えすぎ”を原因としている。そんな“考えすぎるクセ”を改善すれば、もっとラクに生きることができるはず。本書では本多時生がさまざまな状況での“考えすぎない”方法を紹介する。
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【著者略歴「BOOK著者紹介情報」より】
本多/時生
1956年7月、神奈川県生まれ。ソフト開発の仕事の傍ら、20代後半より「人の幸せに関する研究」をライフワークとしてはじめ、1996年には「幸せのホームページ」を開設、現在までほぼ毎日更新を続けている
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【目次】
考えなくてもいいことを考えすぎない
どうしようもないことを考えすぎない
人のことを考えすぎない
自分のことを考えすぎない
物事を悪く考えすぎない
ヘタに考えすぎない
重苦しく考えすぎない
生活を大切にする
“考えすぎ”への対策
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