夏空パラレル (エタニティブックス Rose)

著者 : 佐野光音

• アルファポリス (2011年6月25日発売)

作品紹介・あらすじ

いつもと変わらないわが家の朝食風景。ところが、想が席を外した隙に、家族全員が消えてしまった！一人残され、途方に暮れる想。だが、その彼女もひょんなことからパラレルワールドに迷い込んでしまう。呆然とする想に手を差し伸べてくれたのは、素晴らしく容貌の整った男性、エルヴィンだった。想は彼の家に住まわせてもらうことになるが……家族と再会できる日は来るのだろうか。いつか自分の世界に戻れるのだろうか。そして、この恋の行方は——？パラレルワールドに迷い込んだ女子大生の、甘く切ないラブストーリー。

感想・レビュー・書評

[kina-koiさんの感想 · 2012年3月2日]

並行世界へ行ってしまい、そこでエルヴィンに恋をする想の話。並行世界の説明は本格的。でも、それに興味を持たないのかな研究者のエルヴィンは？きっかけとなる水晶を調査しないのかな？自分は次元移動しようと考えないのかな？色々考えこんじゃいました。ロマンスとしては楽しめましたが、一人になってしまうエルヴィンが可哀想です。本当は続編があって、並行世界のエルヴィンと再会すると考えたらダメでしょうか？

著者プロフィール

2010年1月よりインターネット上で作品を掲載。同年、「EYES」の書籍化に至る。

「2013年 『EYES4』 で使われていた紹介文から引用しています。」