ハートに薔薇色のときめき (エタニティブックス Blanc)

著者 :
  • アルファポリス
3.46
  • (2)
  • (2)
  • (9)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 32
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434162190

作品紹介・あらすじ

幼い頃、友達に「笑顔が薄気味悪い」と言われて以来、ずっと笑わないようにして生きてきた祥子。無表情でいるせいで、女友達もできず、ちょっぴり寂しい毎日。そんな祥子が恋する相手は、会社の上司、石見亮介。彼は女性社員の人気の的で、もちろんバレンタインデーにもたくさんのチョコレートをもらっている。祥子は、彼がホワイトデーに渡しているキャンディーボックスを手に入れたくて、チョコレートを準備するのだが……。不器用な大人たちの、じれじれ&ピュアラブストーリー!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 設定には突っ込みどころ満載ですが、小説の展開に女性はニヤニヤしてしまうお話。正直、ツボを心得ております。
    でも、表紙の絵はどうにかならないかなぁと思ってたり。
    女の子の絵はいいのですが、相手の男。文章から読み取れる感じでは一致しません。もっと紳士で大人なイメージ。どちらかというと、一緒にいる滝野という子のイメージです。でも、主任という立場だからそれくらいでいいのか…。でも、この女の子に対しての子の男の子は若いです。
    ということで、表紙に納得がいかなかったですが、小説は面白かったです。

  • 幼いころに、笑顔が気持ち悪いと言われて笑えなくなってしまった祥子。女の子には怖がられているが、職場では男の先輩とうまくやっている。あこがれの上司に今年こそはチョコを渡して、お返しのキャンデーをもらうんだ!と決意したが……。
    エロなし。ラブコメ具合が好きです。こんな男いないよな……と思いつつ、重要なのは「こういう男がいてほしい」じゃないんだよね。キャラクターの心情とか、すれ違いとか、そこの面白さが、風さんの話は私にはすごい絶妙なんだよー。主人公はいずれもピュアピュアガールなんだけど、そこが嫌味じゃなくて、良くない点もちゃんと描かれている、そこか欠点!として映るのではなく、そういうところもある人だ、というように描かれているのが好きなところなんだと思います。

  • 会社の上司で笑顔が素敵な石見と、過去に「笑顔が薄気味悪い」と言われて笑わなくなった祥子のラブストーリー。お互い両想いにもかかわらず、全然思いが通じあわない、そんな二人を見てジレジレしたい人向き。
    私にはエタニティの”白”は合いません。”赤”のいきなりベッドで襲いかかる方が好みです。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

岐阜県在住。2005年、webサイト「やさしい風」にて、恋愛小説の掲載を始める。「PURE」にて出版デビューに至る。

「2017年 『ナチュラルキス新婚編6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

風の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×