- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434163371
作品紹介・あらすじ
ある日、高校のトイレで気絶していたユウタが目を覚ますと、平凡だったはずの日常が一変、校舎全体が硬い岩で覆われていた。原因不明の状況下で、生きていた仲間は10人。脱出する方法は見当たらない。太陽の光はなく、携帯電話の電波も通じないこの場所で、クラスメイトたちの極限生活が始まった——。不条理ホラーの天才作家、待望の長編上巻!
感想・レビュー・書評
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ある日、高校のトイレで気絶していたユウタが目を覚ますと、平凡だったはずの日常が一変、校舎全体が硬い岩で覆われていた。
原因不明の状況下で、生きていた仲間は10人。
脱出する方法は見当たらない。
太陽の光はなく、携帯電話の電波も通じないこの場所で、クラスメイトたちの極限生活が始まった──── -
不条理ミステリー作家さんと言われている二宮敦人さんの長編。するすると読み進めました。嫌な予感しかしないですが早く下巻を読みたい!
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厨二っぽかったけど結構好き。
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どこか名作コッミク「漂流教室」を彷彿させるが、比べられる程ではない。ホラーと銘打つほどのホラーでもないし・・・ 閉ざされた世界で、外的恐怖はほぼなく、人間模様というにも高校生ばかりで浅い。最後に明かされる原因が自然現象では、不自然な所がありすぎる。似たような作品は沢山あると思うが、特筆すべき点もなく、しばらくしたら忘れるだろう。
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新刊ハードカバー。買うのは憚られたので、バイト中に読了。突如、学校全体が岩に包まれ閉じ込められてしまう、という厨二な話。けれども久々にこんな話を読んだけれど、やっぱり厨二な話が嫌いじゃないなって思った。王道な展開をしらみ潰しにこなしてゆく。一冊1時間もあれば読める内容。