1970年生まれ。ヘルシンキ大学卒(修士)。歴史の教師として教壇に立つ傍ら、戦場に生きた男たちの姿を描く作品を発表し続けている。1998年の夏、約60年にわたり沈黙を守ってきた伝説の狙撃手シモ・ヘイヘのインタビューに成功、これに基づいて執筆した原書はフィンランドで大きな反響を呼んだ。その他の作品に、マンネルヘイム十字章を受けた軍人ラウリ・テルニの伝記三部作(Kari Kallonen 共著、未邦訳)など。本書は著者の初めての邦訳作品。 「2013年 『白い死神』 で使われていた紹介文から引用しています。」