サンクトゥス 上

  • アルファポリス
3.13
  • (0)
  • (5)
  • (8)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 67
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434168390

作品紹介・あらすじ

世界50カ国で翻訳決定!注目の新人作家誕生!トルコ南部の都市ルインにそびえる城塞——世界最古の巡礼地<シタデル>。ある日、その頂きから一人の修道士が奇妙な姿で身を投げた。修道士の体内から発見された謎の携帯番号と不可解な暗号。それは古代よりひた隠しにされてきた城塞の秘密を脅かす、古の預言の序章だった——。圧倒的スケール感で描かれる超大型ノンストップ宗教ミステリー、衝撃の前編!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 隠されてきた古代の宗教の生き残り。修道院。陰謀。秘儀。なんかワクワクするキーワードが押し合いへし合い。著者がテレビ業界の人だけあって、話がリズムよく進み、読みやすい。エンタテイメントとしてはこれくらい思いきって軽くても良いのだなあと思う。
    そんなにボリュームはないのだし、訳書は上下巻に分ける必要はなさそうに思う。

  • これは映像向きの小説かもしれない。宗教が絡んでいるが、エンタメ色がすごく強い。しかもスピード感があるぶん落ち着きがなく、ずっとバタバタしている印象で、文章にあまり魅力を感じなかったこともあり、何となくB級臭かった。とりあえず下巻も読むが、個人的にこの手の設定はもう少し腰をすえてじっくり読めるタイプのほうが好みだなあ。

  • 宗教モノのミステリー。
    最初は展開が遅いと感じましたが修道士が飛び降りてからは面白くなってきました。
    修道院の院長がいかにもボスっぽいは薄っぺらく感じますがその他の登場人物はそれぞれ個性があり、読んでいて退屈しません。

  • 宗教ミステリーにはずれはない。今のところ。

  • 宗教ミステリとよべばいいのだろうか。ダヴィンチコードと似た雰囲気。
    トルコの巡礼地・シタデル。その頂上から修道士が身を投げた。儀式の中で彼が知ってしまった秘密とは。
    彼が体に残したヒントをもとに、唯一の肉親・妹のリヴや警官アルカディアンがその秘密に迫る。
    これは映画とか映像のほうが良いかも。面白いんだけど、勿体ぶるあまり「秘密」へのハードルがどんどん高くなってしまい、最後の儀式ーご神体ーのシーンではちょっと物足りなさが出てしまう。

  • 原始宗教に係わる謎と死。いろんな視点が定まらず細切れ感があるが、だんだんリヴを中心に纏まってきた。ただ人物にあまり表情が無いのが残念だ。下巻に期待!

  • よくある宗教的神体にかかわるサスペンスミステリー。最初は少しテンポが遅かったが徐々にテンポアップしてきた。下巻に期待。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

テレビ業界で20年間ディレクター、プロデューサーとして活躍、数々の賞を受賞する。テレビの仕事では収入もあり、それなりに楽しんでいたが、自分自身で愛すべきキャラクターを作りあげた経験はないことに気づく。一念発起して仕事を辞めると、執筆のためだけに家族と共にフランスに移り住み、1年半かけて処女作『サンクトゥス』を書きあげた。続編となる本作『ザ・キー』も、世界中で好評を得ている。

「2015年 『ザ・キー 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

サイモン・トインの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×