『夜と霧』ビクト-ル・フランクルの言葉

著者 :
  • コスモス・ライブラリー
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434168949

感想・レビュー・書評

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  • 著者のフランクルは医師・心理療法家だそうです。今は読書中で読了できている訳ではありませんが、いくつか支えになりそうな言葉があり、これからどういう言葉に出会えるか楽しみです。

    追記
    前向きな言葉には感銘を受けませんでした(自分に受け止められる器が無い状態なのでしょうが)。最初の章の強制収容所での体験をまとめた言葉は既視感がありました。無感動・無感覚になったり、関心があるのは食べることだけ、内面的な拠り所がないと崩壊していく、など。過去に絡め取られないように毎日必死ですが、頑張っていきたいです。

  • 100分de名著を見て、読みたくなった本です。
    アウシュビッツをくぐり抜けたフランクルの言葉。

    ・どんな時も、人生には意味がある。
    ・なすべきことを、満たすべき意味が与えられている。
    ・この人生のどこかに、あなたを必要とする「何か」があり、あなたを必要とする「誰か」がいる。
    ・そしてその「何か」や「誰か」は、あなたに発見され、実現されるのを「待って」いる。
    ・「何か」があなたを待っている。
    ・「誰か」があなたを待っている。
    ・私たちは、常にこの「何か」「誰か」によって必要とされ、「待たれている」存在なのだ。
    ・だから、たとえ今がどんなに苦しくても、あなたはすべてを投げ出す必要はない。
    ・あなたが、すべてを投げ出しさえしなければ、いつの日か人生に「イエス」と言うことのできる日が必ずやってくるから。
    ・いいえ、たとえあなたが人生に「イエス」と言えなくても、
    人生のほうからあなたに「イエス」と光を差し込んでくる日がいつか必ずやってくるから。

    フランクルの言葉、一つひとつが重みがありました。

  • あたかもにどめのじんせいをいきているかのように生きよ
    一瞬一瞬が一度きりが人生に重みを与える
    なにかがぼくに求めている、なにがもとめられているか
    人間の心は真空嫌悪、いきる目的をしらないときそれだけ生活の店舗をはやめるしかない
    誰かがあなたを待っている
    なにかがあなたを待っている
    自分の存在がなんのためであるか、その理由をしっているし、そのためほとんどいかなる状況にも耐えうふことができる
    ぼくにはかんじられるんだ
    なにかがぼくを待っている
    なにかがぼくに期待している
    なにかがぼくを求めている
    ぼくは何かのために運命を担っているとしかいいようがないんだ、ぱうる
    老人に重要なのは自分がまだ役に立てると思えること
    できるだけ起きていてやろう。今日は維持でも眠らないぞ

    起こりもせず辛抱強く話を聞いてくれたことがこんなことが起こるせかいはいきるに値するかもしれないと

    自分のノイローゼを笑い飛ばす

    さんが先に死んでしまったらお父さんはとても悲しむだろう
    お父さんはその悲しみや苦しみを逃れることができたのです。
    そしてそうした苦しみからお父さんを救ったのは他ならないさんなのです。

    お父さんを失った悲しみにうちひしがれていることには意味がある。
    お父さんが受けたかも知れなかった苦しみを、さんがかわってくるしんでいるという、そういう意味がある大切なのは未来であなたを待っているもの
    なにかがさんを待っている
    セックスの途中、相手でなく自分のことを見つめている、うまくセックスしなければと自分との戦いになってしまってる

  • サクッと読めた

  • どんな時も、人生には、意味がある。ナチスの強制収容所における体験を綴った名著「夜と霧」の著者であり、実存分析(ロゴセラピー)の創始者であるフランクルが語りかける、「魂」を鼓舞するメッセージ。

    言葉を切り取っての羅列なので,私には読みにくかった。
    その言葉が発せられた理由,前後の言葉がないとなかなか読めない私。

  • <石上浩美先生コメント>
    心理臨床家であり、フランクル研究の第一人者である著者による解説書。

    <閲覧スタッフより>
    ナチスの強制収容所から生還した心理学者フランクル。その壮絶な体験を記した名著『夜と霧』やその他著作から、人生の意味や生の肯定を考えます。
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    所在番号:146.8||フラ
    資料番号:20100347
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  • 色々な書物からの抜粋なので読みやすい。
    時間をかけずに読めるし、わかりやすくて良いと思う。

  • フォトリのみ。

  • ずるして、「言葉」の方を先に読んでしまいました。
    『夜と霧』を読むべきなんですけれど~
    どうしてこの本の存在を知ったのか~わすれてしまいましたが、なるべく早めに『夜と霧』を読みたいと思ったのでした。

    ビクトール・エミール・フランクル1905-1997
    オーストリアの精神神経科医であり心理療法家

    人生はどんな状況でも意味がある

    「幸福の追求」は幸福を妨げる

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著者プロフィール

筑波大学人間学類卒業、同大学院博士課程修了。英国イーストアングリア大学、米国トランスパーソナル心理学研究所客員研究員、千葉大学教育学部講師、助教授を経て、明治大学文学部教授。教育学博士。日本トランスパーソナル学会会長、日本カウンセリング学会認定カウンセラー会理事、日本生徒指導学会理事。臨床心理士、上級教育カウンセラー、学会認定カウンセラーなどの資格を保有。テレビ、ラジオ出演多数。著書に『カール・ロジャーズ カウンセリングの原点』(角川選書)、『フランクル心理学入門 どんな時も人生には意味がある』(角川ソフィア文庫)、『はじめてのカウンセリング入門 上 カウンセリングとは何か』『下 ほんものの傾聴を学ぶ』(ともに誠心書房)、『思春期のこの育て方』(WAVE出版)、『50代からは3年単位で生きなさい』(KAWADE夢新書)など多数。

「2022年 『プロカウンセラーが教える 1on1コミュニケーション入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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