入れ代わりのその果てに: A TRIP TO ANOTHER WORLD (レジーナブックス)

著者 :
  • アルファポリス
3.11
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  • (8)
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  • (10)
  • (1)
本棚登録 : 97
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434170218

作品紹介・あらすじ

仕事中に突然異世界に召喚された、33歳独身OL・立川由香子。そこで頼まれたのは、なんとお姫様の代わりに嫁ぐこと!しかも、容姿は16歳のお姫様そのものになっていた。渋々身代わりを承諾しつつも、元の世界に帰ろうと目論むが、どうやら簡単にはいかなさそうで……。文字通り「お姫様」になってしまった彼女の運命は、一体どうなる!?

感想・レビュー・書評

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  • 異世界物。

  • レジーナブックスは最近知った単行本やけれども、かなりようけ出版されてるのね。
    紙の分厚さはC★NOVELみたいで、好き。
    文字も大きくて読みやすいし、さすが、web小説からの書籍化! って感じがする。(*´з`)

    さて、この話はタイトル通り「入れ代わる」わけやけど、33歳独身OLさんが異世界の王女と入れ代わっちゃって、社会人スキルを駆使して王宮にテコ入れする、ちゅうような、スカッとする話なのかと期待して読んだところ

    全然スカッとせんわ~。笑

    なんやろうね、この入れ代わっちゃったミシェイラがもう一言でいうなら、面倒臭いねん(笑)!

    社会人スキルの使い道、そこ~!? と、ツッこみたくなる。
    せっかくの異世界トリップファンタジーもんやのに、ものすごい現実的。
    そこが面倒臭くもあり、トリップファンタジーにここまで現実的な理論を挟み込んでくるのもすごいなと。

    逆にトリップファンタジーを最終的には理論で納得させてくれるのかとそっちに期待したくなってきた。

    だって、異世界にトリップしちゃったのにその事実をアッサリと受け入れるほうが、ファンタジーやもんね。
    このくらい、最初は「異世界にまったく馴染めません!」ちゅうようなスタンスの人が後々しっかり馴染んでるっちゅう筋のほうが面白いです。

    (十二国記とかそうやね)

    どうにもこの本まるまる一冊分はほぼほぼ序章で、由香子さんの過去も全然明らかになってないし、王様の真意も若干の謎を匂わせてる・・・?

    面倒臭くはあるけど、面白くないことはないので(なぜ二重否定)、もちろん続きもリクエスト済みです。
    何度もいうように、ファンタジーが面白いかそうでないかは1冊2冊で判断できないため。
    (1冊目は世界観の説明だけで終わるため)

    イケメンが一人も出てこないファンタジーやけど、楽しんで読んでおります・・・。

    (2016.07.23)

  • なんつーか酷い話しだ
    主人公が可哀想すぎる
    救われる種が一つもない

    主人公の理論もなんか気持ち悪い
    正論だけの曲がった人間だ
    これから先良くなるのかなー?

  • 突然、異世界の小国のお姫様と入れ代わった三十路OLの身代わり奮闘記。
    身代わりって言うけど憑依にちょっと近いかな?由香子さんの怒りも最もだよね… 異世界トリップの主人公って地球に未練を持つ人ってあまりいないけど由香子さんは未練タラタラ。でもこれが普通の人間って感じがする。
    世界トップレベルの魔力保持者なのに適性は治癒だけ…緑ってマイカラーだから親近感わくな~
    序盤な感じでこれから面白くなるかな?
    ミシェイラが可愛い。
    ふてぶてしい感じだけどメソメソしているより私は好きだな

  • 突然一国のお姫様と体を入れ替えられてしまった女性のお話。意外に低評価でびっくり……。周囲に優しい人のいない、望まない異世界トリップって個人的には結構好みなんですが。
    唐突に手に入れた体を持て余していたり、少しは前に進んだほうがいいのかなと行動したり。主人公の心の浮き沈みや思考の偏り具合がとてもいいと思います。

  • 序盤過ぎて少しつまらなく感じた。
    リーザとヨランダは良く侍女になれたな
    リオールは自然以外の環境も厳しいらしいが侍女には関係ないのか?

    絵は結構好きだったな
    ユリウス君の泣き顔とか
    毒で苦しみながらベッドに寝てるのに横で姉と弟が口論してるとか

  • 序盤過ぎて判断は微妙。そして、イラストも微妙。
    思わせぶりな導入をいろいろとしているので、この先は気になると言えば気になる。しかし、恋愛要素が少ないのでどうなのかという気もしないでもない。今後次第。

  • 33歳OLが異世界トリップ。死んだ第4王女ミシェイラ・ディリア・リオールの身代わりとなる。悪人役もなく勧善懲悪にならずスカッとした展開にならない。陰湿なメイドは延々たいして懲らしめられずに登場しつずけるし、ハッピーエンドの見当もつかなくてイライラする。

  • 面白くない訳じゃないけどイラっとすることの方が多かったですね。主人公が口だけ(思ってるだけ?)で全然行動しない。いきなり拉致されて、しかもいい歳した女性なので無茶な行動をしないのは仕方がないのかもりせませんが、物語としてどうなのよ。でもまぁ一番つまらなく感じた原因は、主人公はもちろん脇役にさえも好きなキャラがいなかったせいだと思います。感情移入が出来ないとやっぱ無理だな。

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著者プロフィール

愛知県在住。2010年からWebサイトにて小説の発表を始める。

「2015年 『入れ代わりのその果てに7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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