詐騎士 (4) (レジーナブックス)

著者 :
  • アルファポリス
4.09
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本棚登録 : 127
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434171116

作品紹介・あらすじ

マフィアも刺客もものともせずに、お城で淑女生活を続ける少女ルゼ。優しく可愛く愛想を振りまき、着々と手駒を増やしているけれど、裏では相変わらずの破天荒!竜を駆り、魔物をイジり、傲慢貴族をやり込める!?そんな優雅で黒い日常の中、実はルゼの、そしてサディスト王子ことギルネストの運命の輪は少しずつ回り始めていて——。大人気の新感覚ファンタジー、待望の第4巻!

感想・レビュー・書評

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  • 大きな事件は起こらないし、根底に一本の流れがあるわけではないので、つながりのない出来事が続くが、まあ詰まらないわけではない。ルゼの女の気なしで変人ぽい言動やまわりの人間のわちゃわちゃした動きで物語は進んでいく。最後に聖女が現れて、ルゼがいろいろやらかしそうではある。

  • 貴族令嬢として友人達に囲まれて、ゆったりと暮らすルゼ。
    そんな中、ギルは北の雪蜥蜴征伐は駆り出されることに。
    ギル不在の最中、ルゼの元にノイリ出産の連絡が。
    グラ姫、セルと共に地下へノイリに逢いに行く一行。
    ノイリの赤ちゃんに逢えてやれやれと帰宅したルゼの元に、南で聖女らしき少女が見つかったという知らせが。
    貪欲な貴族の手に落ちる前に彼女を保護したいルゼだが、頼みのギルはまだ北の地。
    グラ姫とルゼは覚悟を決めて、王の元へ説得に赴く。

    次から次へとバタバタと移動して、いろいろなことが山盛り。
    ずっと令嬢でそこそこ大人しくしていたルゼだったけど、いよいよルゼが男前に戻る!
    次巻が楽しみー。

  • 正直、メインストーリーがないと
    盛り上がりに欠けて、あんまり面白くなかった。
    前の巻もだけど、この巻もずっと女の恰好だから
    9割、ゆる~い話ばっかりで退屈だったw
    最後でようやく面白くなってきたーと思ったら次の巻へ。
    刺激が足りないわ~(恋愛面でもw

  • やっぱりルゼは騎士の方が好きだな!
    女性バージョンはむずむずする。

  • 令嬢として貴族の間を飛び回っているルゼ。休暇旅行や地下への見舞など、今回はインターバルぽかった。ラントちゃん男前だなあ……今回はラブコメはなしでした。ルゼはまだ13歳とのことなので、必要ないと思います。もてもてルゼでよし!

  • 面白くて読んでいて笑いが込み上げてきた。

    ラントちゃんが現実にいたら凄い良いのにと思う。後半、ギルネストが不在の中ルゼが騎士に戻ったり、面白くなってきた。

  • ルゼ騎士として復活。淑女として生活して、訓練所で医療の手伝い、レース編み…すごく女性らしい生活なのに、実態は何か違う。
    幼馴染みで天族のノイリの子供が産まれて赤ちゃんと対面してほっこりした後に大事な幼馴染みを孕ませた相手を訓練と称して叩きのめしたり、ドラゴンで移動したり、淑女になっても相変わらず。
    そんなときに聖女保護する必要があると聞いたルゼはもう止まらない。王子と付き合ってるって噂…何それおいしいのと言わんばかりの彼女の恋愛への興味のなさが逆に面白かったかも。

  • 前半から中盤に掛けては大きな事件も起こらず、番外編のような雰囲気で話が進みます。
    後半は突然の聖女の出現で、それ迄おとなしくしていたルゼが今度は女騎士として再び動き出します。

    北に出張中のギルと離れているルゼですが、2人の再会が楽しみです♪

  • 前半はお城での優雅で黒い日常。後半、 ギルは雪蜥蜴退治騒動、ルゼは出産したノイリへの訪問と、ルゼが女性騎士になるため騎士団の面々を叩きのめしたり、新展開も期待させられて、ワクワクでした。今後の騎士姿のルゼが楽しみです。

  • リゼが女の子に戻ってしまったので、王宮の中でわりとおとなしくしている話だった。
    メインは、ラントちゃんいじり?

    とは言っても、やはりそこは詐騎士だから、いつまでもおとなしくしているはずがない。
    次巻から、騎士に返り咲いて大暴れの予感。
    ギルをさんざん振り回してほしいものだ。

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著者プロフィール

愛知県在住。2003年よりwebにて小説を発表。2009年、「詐騎士」にて「アルファポリス第2回ファンタジー小説大賞」読者賞受賞。2011年に同作品で出版デビューに至る。

「2020年 『詐騎士8』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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