- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434172618
作品紹介・あらすじ
ハウスクリーニングのバイトをして学費を稼ぐ大学生、谷本佳乃。ある日彼女が、とある豪邸の厨房を清掃していたところ、その屋敷の使用人頭が困り顔でやってきた。聞けば、主が急に帰ってきて、夜食を所望しているという。料理人もとっくに帰った深夜の出来事。軽い気持ちで夜食づくりを引き受けた佳乃が出したのは、賞味期限切れの食材で作り上げた、いい加減なリゾットだった。それから1ヶ月後。突然その家の主に呼び出されたかと思うと、佳乃は専属の夜食係として強引に雇用契約を結ばされてしまい……。ひょんなことから始まる、一風変わった恋物語。
感想・レビュー・書評
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夢見る乙女のための小説。
「ぼったくり」「厨房男子」ですっかりファンになったので、これも読んでみましたが、完全に夢見る女子のための恋愛小説だった。
王子様と庶民の恋愛はいいとしても、エッヂの描写がなんかキモくて苦手でした。
著者はエロなしかつ料理の話の方が断然面白いのに、この頃はわかってなかったのね。
つーか、これが著者の書きたかったことなんだろうなというのがよくわかりました。
続編も読むけど、期待できんかな〜。
女子にはいいかも知れないけど、男性にはあまりオススメしません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「いい加減な夜食」
適当に作ったはずが。
普段の食事がいいものばかりであるからこそ、寄せ集めで作られたまかない飯が気に入ったのだろうか。
就職先が決まっていない状態であれば喜ばしいことだが、行き先が決まっているのに強制されるのは嫌だろうな。
「いい加減な休日」
気に入られた結末は。
ただでさえ言葉少ないのだから伝えたい事は口にしなければ、身体だけの関係と思っても仕方ないだろ。
使用人の頃から自由がないぐらい激しい束縛のせいで、妻となってからも息苦しい日々だったのかもしれないな。 -
食べ物の話かなと思ったらベタベタのラブコメだった。
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ここで「ぼったくり」が出てくるとは!
6巻か7巻だと思うけど、読んだばかりだったから偶然に本当に驚いた。 -
夜食係という風変わりなバイトとして登場した佳乃ちゃん。
出会いも面白いけれど、バイトを辞めることになったところから、急展開。
俊紀さんも経営者としてはすごく有能で、見た目も中身も素敵なのに、不器用さが何とも魅力的。身の回りの世話をする宮野さん、料理人の山本さん、スタイリストの門前さん、俊紀さんの両親も登場する人物たちがキュートで、あっという間に引き込まれてしまった。
後半でやっとお互いの気持ちに気づきあえた2人。
波乱含みな結婚ではあったけれど、これからどうなるか続編が楽しみ♪ -
軽い感じで読めた。
サラブレッドなのに自分の足で立とうとする佳乃はえらいなぁ。。。 -
俺様な雇い主にスーパーネガティブヒロイン(スーパーはネガティブにもヒロインにもかかっている)の超絶じれったい恋愛話。夜食とは……。
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シンデレラストーリー。
好みが分かれるかもしれません。
私は、庶民的な、ご飯の美味しい小説が読みたかったのです。 -
そうそう、これ!
ようやく作者のコレって本を発見。
タイトル忘れてた。
そして、このハーレクイン的展開が懐かしい。
何処まで話が大きくなるんだ!って。
ある豪邸の厨房の床掃除の代役に駆り出された佳乃。急遽、主人の夜食を作ることになる。
冷凍のご飯と有り合わせで作ったリゾット。
このリゾットを食べた主人から呼び出された佳乃は、専属の夜食係として強引に契約を結ばされることになる。
もっといい加減な夜食がいろいろ出て来るかなって期待したけど、話はソコが中心でもないからなー。
とにかくヒロインが天然ドジっ子でなく、しゃっきりとカッコイイとこがこの内容でも読めるんだろうな。