SysML/UMLによるシステムエンジニアリング入門―モデリング・分析・設計 (iMAtecアーカイブ)

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制作 : Tim Weilkiens  今関 剛  貝瀬 康利 
  • エスアイビーアクセス (2012年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434173226

SysML/UMLによるシステムエンジニアリング入門―モデリング・分析・設計 (iMAtecアーカイブ)の感想・レビュー・書評

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  • SysMLの概要、SysMLのダイアグラムの意味や使い方を知るのは良い本。
    最近IPAが注目している「組込システム開発にモデルベース設計を適用する」発想が何となく分かった。
    この本では、SYSMODと呼ばれるSysMLを使ったモデリングアプローチを紹介している。

    【流れ】
    プロジェクトスコープ、ステークホルダー分析を実施

    要求を収集して要求図を作成

    開発対象のシステム境界(開発スコープ)を明確にするために、システムコンテキスト図(ブロック図の一種)を作成

    システムやアクターの情報フローをモデル化する。
    ・情報フローはアクティビティ図で作成&詳細化
    ・アクターやシステムの内部構造の仕様が分かったら、ブロック図でメモしておく
    ・システムの相互作用点(ポート)はブロック図で表現
    ・概念モデルを書きたいなら、ブロック図でメモしておく

    システム境界が明確になったら、要求図を元に、システムが提供するサービスをユースケース図で表す。
    要求図の機能要件は、ユースケースで詳細化(refine)したり、システムの部品(block)で実現(satisfy)したり、非機能要件の関連を追跡(trace)で表す。

    洗い出したユースケースは、ユースケースフローとしてアクティビティ図でモデル化する。
    つまり、ユースケースは、アクティビティ図のアクティビティ(サブアクティビティを持つ)へマッピングされる。

    システムに対する一般要件を元に、ドメイン知識が溜まってきたら、ブロック図でシステム構造を表現する。
    UMLのクラス図(概念モデル)に似ている。

    ドメイン知識を表すブロック図を元に、システムやアクターの相互作用をモデル化する。
    ・システムの相互作用はシーケンス図。
    ・システムの部品(block)の状態の遷移はステートマシン図

    システムの入出力をモデル化する。
    ・部品(block)の内部構造は、内部ブロック図で描く。UMLのコンポーネント図に似ている。

    作成したモデルのシミュレーションは、物理法則を表すパラメトリック図と連動して実施する。

    テストするために、要求図からテストケース(testcase)のモデル要素を作成する。
    要求は、テストケースによって検証されるため、検証(verify)の関連が引かれる。

    【感想】
    ・レンタカー会社の車載システムを例にSysMLの使い方を説明しているので分かりやすい。
     ソフトウェア開発チームがハードウェア開発チームとコミュニケーションしたい時に、SysMLを使えば、設計情報を共有できるので、理解しやすくなると思う。
    ・ブロック図などのように、組込システム設計をすごく意識している。
    ・SysMLはUMLよりも、各ダイアグラムのトレーサビリティを重視している。
     したがって、モデリングの成果物の品質がより強化されるように思う。
    ・SysMLがUMLよりもトレーサビリティを意識しているおかげで、モデルの粒度や案件のスケールアップにも対処しやすい。
     開発プロセスに合わせてカスタマイズしやすいだろうと想像する。

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