- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434173448
作品紹介・あらすじ
突如、硬い岩に覆われてしまった校舎。ユウタたち10人のクラスメイトは、そこに閉じ込められていた。外界と連絡する手段がなく、ただ救助を待つだけのサバイバル生活は、彼らの精神をむしばんでいく。広がる不安と大きくなる猜疑心。クラスメイトたちの絆は少しずつ亀裂が生じ始め、ついには仲間同士の対立にまで発展する……。不条理ホラーの天才作家の長編、完結!
感想・レビュー・書評
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中・高校生向け
設定も細かくておもしろいよ
どうやって回収するんだろう…って思ってたけどしっかり着地して終わってくれたから もやもやした感じもないです。
ハッピーエンドかバッドエンドかと聞かれたら、「どちらとも言える」と答える人が多いと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
学校に閉じ込められてしまった生徒たち。
お互いの疑心暗鬼が徐々に大きくなり…。
閉じ込められ系大好きな私にとってはめちゃくちゃ面白かったな。
まぁ理由やらなんやらはともかく。
ラストはちょっと好きじゃないけど、それでもこのラストも有りよりの有りだと思う。
読んでる間暗い学校の雰囲気に浸れて楽しかったな。
感想はこちらでも↓
https://ameblo.jp/harayou1223/entry-12824686829.html -
いしころか。。。いしころか!!!
なんとなく、わかる気がする
生きづらいこの世の中で
ある意味の生のあきらめ
でも、幸せなまま
死ぬことができたなら
いいんじゃないかな。
珍しく、ハッピーエンドだ! -
下巻は一気に読んだ。こういう結末、良いと思う!ムカつくけど、サクが好き。
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だんだんみんなが狂っていく様子が凄く狂気を感じました。
ただ、最後の展開が早すぎて少し残念でした。 -
面白い作品だったが、最後走りすぎた気がする。
そのせいか、煮え切らない思いがある。 -
面白かったけど…神官と魔女の思考を許容できない。
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ホラーだけど
霊がでてくるとかじゃなくて
読みやすかったです -
※ネタバレ注意
結局地盤沈下だったし、最後には皆死んでしまってあっという間に物語が終わってしまった感じでした。
もう少し何か捻って欲しかったかなあと。
けどやっぱり人間って極限状態になると、判断力とか鈍るし、少しのことで疑心暗鬼になったり、自分が生きるためならば友達ですら利用して殺してしまうのかなと思い恐くなりました。
今自分がどれだけ安定された環境で生かされているのか、改めて考えて、自分は幸せだなと思いました。