詐騎士 (5) (レジーナブックス)

著者 :
  • アルファポリス
4.03
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本棚登録 : 111
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434176869

作品紹介・あらすじ

新たな聖女が現れた!?聖騎士団も結成!並み居る騎士をぶちのめし、実力をもって女騎士となった少女ルゼ。一人先に竜に乗り、聖女のもとへ向かったものの、既に彼女は何者かに狙われていて——?ルゼは獅子奮迅の大活躍、だけど他の騎士達はどうにもこうにも頼りない。これではいけない。聖女様を守るべく、私が彼らを鍛えねば!王子様との恋っぽい何かもついに進展!?大人気の新感覚ファンタジー、待望の第5巻!

感想・レビュー・書評

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  • 新たな聖女が現れたという知らせに、騎士たちを叩きのめして、王国初の女騎士となったルゼ。
    一足早く竜で、聖女のもとへ向かうが、既に彼女は何者かに狙われていて。
    彼女を助け出したものの、新手の襲撃者は傀儡術師たち。
    聖女様を守るべく、ルゼは聖騎士団を鍛え直すが。

    颯爽と聖女エリネや村人を救い、騎士たちを翻弄するルーが楽しい。もっと女性陣をメロメロにしても良いのになあ。
    王都でエリネのお披露目があり、なんと、突然ギルが暴走…。なんだろ、全然ときめかない展開。

  • ルゼの前に新たな聖女が現れ、ルゼは国内初の女性聖騎士となります。

    4巻の息抜きを経て、5巻からはシリーズ新章といった感じを受けました。
    ヒロインにラブがないままシリーズも5巻に突入しましたが、以前から多少はルゼの事を意識していたギルがようやくラスト近くでプロポーズ予告をしてくれます!
    2人の関係がどう変わっていくのか、6巻発売が楽しみです♪

    ただ、読みながら思ったのですが、登場人物の多さに誰が誰だか分からなくなる時が度々ありました。
    名前も似ていて紛らわしいので、出来れば登場人物紹介頁に主要人物だけでなく、その巻に登場する人物も載せて頂けたら混乱せずに済みそうです。(^_^;)

  • いやぁ、ラントちゃんはかわいいなぁ。一番いい男じゃなかろーか。
    そして遂にプロポーズのようなもの。ギル様結婚相手としては一応真剣に考えてたのね。

  •  2015-12-20

  • 聖女ご見つかったとその護衛に行って女たらしっぷりを見せつけた。、
    殿下にプロポーズ予告をされたり。

  • 国で初の聖女に使える聖騎士、しかも女性騎士として勤め始めたルゼ。幼友達も殿下の従騎士として出世、姫やら孤児だったのにいつの間にか王族御用達の商人になったカルパやら、彼女の周りにはいつの間にか大物揃いに。ふがいない他の聖騎士を叩きのめし、また聖女を狙う謎の暗殺集団。彼らはなぜ聖女を狙うのか。
    ルゼの恋愛への興味はますます遠退きそうな所に殿下からのプロポーズ予告(笑)
    流れが面白い。

  • 新しい聖女・エリネが見つかり、彼女のためにルゼが国内初の女性聖騎士になる。
    聖騎士になったので、もはや詐騎士ではないのですが(笑)そこはそこww身分やら年齢やらを詐称してますから。面白ければ問題なし!

    5巻から新章突入。ルゼは聖女エリネを守るため、聖騎士となり彼女の側に仕えます。登場人物も一気に増え、たくさんの名前が出てくるのでちょっと迷います。名前も何か似てるし(笑)前の巻をチラリと見てから読んだ方が良かったかな?

    エリネは元庶民ですごく純粋で良い子ですね。詐騎士に登場する女性キャラクターはけっこう個性的で色んな意味で強い人が多いので、エリネのような純朴なキャラは何か逆に新鮮(笑)けれど大人しかったカリンがあんなに強くなるのだから、エリネも良い意味で変わっていくのかもしれませんね。6巻ではさらに女性キャラが増えているみたいだし、本当にこの話の女性たちは強いww頑張れ、男性陣ww

    そんな男性陣の筆頭・ギル様。「恋っぽい何か」は確かに恋っぽい何かでしたね(笑)ルゼが鈍いにも程があるので是非ギル様にグイグイ押していってもらいたいです。頑張れ、ギル様!腹黒で大概いつも冷静なルゼが恋愛で動揺したり、焦ったりする姿も見てみたい。戦う姿もカッコよくてスカッとするのですが。

    6巻ではルゼの指輪の宝石を求めて北に向かうのかな?手元に6巻はもうあるので続きを読み始めよう♪

  • あまり動きのなかった前巻と打って変わって、晴れて正式に騎士となったルゼが胸のすくような大活躍。

    やっかみも恋愛感情も力でねじ伏せるルゼ最高!

    でも、正式に騎士になっちゃったから、もう詐騎士ではないし、いつ女とばれるかハラハラすることもないのが少し残念。

    聖女や侍女や聖騎士など新たに登場人物も増えて、人間関係も複雑になる一方。

    陰謀の黒幕もわかりかけてきたということで、まだまだルゼの活躍が期待できそう。

  • ルゼは髪を切り男装して騎士に…。ノリノリの展開で面白さアップ。新しい聖女エリネ登場で、ルゼは1巻の時みたいに遠慮なく戦闘シーンに参加して楽しかった。

  •  う、うーん、色々悩んで試行錯誤して書き直されたのだろう作者様には申し訳ないのですが、冒頭から聖女発覚までの下りはエリネ視点のほうが面白かったんじゃないかなあ。巻をまたいでるから違和感も少ないだろうし、そのほうがエリネの不安や可憐さ、わけのわからない状況からのカタルシス、ルゼの凛々しさも映えたと思う。書籍版はルゼ視点で統一してるとはいえ、元々はエリネが主人公の話だったそうですしね。
     あと襲撃での瞬殺シーンは馬車内での会話のフォローが必要だったと思う。ルゼは自分にも嘘を吐くから、他者視点のほうが悔恨(というか後味の悪さ)を感じてるのが伝わりやすい。
     ブログ連載で最初はエリネ視点で等身大の少女を描き、第三者視点で立派に聖女として成長したエリネを描くという構図が好きだったのでちょっと残念でした。

     他は後々存在感の出てくるハワーズやウィシュニアの出番が増えてホクホク。ティタンのフラグも何気に増量してますね。あとカリンのあのシーンはやっぱり格好いい(笑) ゼクセンと並んで一番成長したキャラだなあ。

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著者プロフィール

愛知県在住。2003年よりwebにて小説を発表。2009年、「詐騎士」にて「アルファポリス第2回ファンタジー小説大賞」読者賞受賞。2011年に同作品で出版デビューに至る。

「2020年 『詐騎士8』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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