物語の中の人

著者 : 田中二十三

• アルファポリス (2013年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

不老の魔法使いリヒードは、森深くの塔に引きこもり、日夜、読書に没頭していた。その年数、ざっと200年ほど。
そのリヒードが、とうとう引きこもり生活に終止符を打ち、外へ出る決心をした！
久しぶりに出た外の世界で、自分の知らない魔法を目の当たりにしたリヒード。
偶然助けた領主の娘から魔法学校の存在を聞いたリヒードは、新しい魔法を覚えるため、大人気なくも子供の姿に変身し、ありとあらゆるコネを使って強引に魔法学校に途中入学！
魔法も性格も規格外のリヒードに、生徒も先生も大わらわ!?
誰もが子供のころに聞いたことがある魔法使いの物語。
その「物語の中の人」が、今、現実世界に波乱を起こす！

感想・レビュー・書評

[goya626さんの感想 · 2024年2月5日]

２００年の魔法書読書三昧の引きこもりから世間に帰ってきた魔法使いのリヒードが巻き起こす騒動の話。魔法のことしか関心がなくて不遜で傍若無人というこの主人公を受け入れることができるかどうかが肝だねえ。同じような調子が続くと飽きてしまうかもね。

[へきくうさんの感想 · 2016年12月19日]

その国で世界で語られる古の魔法使いの話。それは真かお伽話か？200年もの間、引きこもって魔法に関する本を読みまくってた魔法使いがシャバに出てきました。だって読む本が無くなったんだもーん☆まさか自分がそんなふうに語られいたとは知らず。話を聞いて、あれ、それって、、、σ(ﾟ∀ﾟ )ｵﾚ？みたいな（笑）学園ものになるけど、授業が始まるまで長くてね。始まっても、えらく濃い日々なのにまだ数日とか（笑）魔法使いがチート過ぎて、あれ、もう戦闘終わった？ですよー

[kiuty214さんの感想 · 2014年6月19日]

ハリーポッターに次ぐくらい面白い魔法使いファンタジーだった！

[かりおんさんの感想 · 2014年5月18日]

200年間森に引き篭もっていた魔法使いが森から出てきた．
理由は，買い貯めていた魔法書が読み終わったから．
というわけで，伝説の魔法使い的な彼が
子供の姿になって現代の魔法を学ぶために学校に入学する話．

面白かったよ．
テンション高めな魔法使いさんが．
で，魔法使いさんが入学した影響で
魔王の娘とか，エルフ姫とかそういうすごいのも入学してきて
教師陣の胃に穴が開かないことを祈りましょう．

[むしこ／まるた曜子さんの感想 · 2013年12月12日]

いやー笑った。「俺TSUEE」小説なのですが、キャラクターが俺様ではないし、女の子たちも（テンプレもいつつ）みなかわいいし、男の子も主要キャラにいるし、だいたい満足です。

[kina-koiさんの感想 · 2013年10月16日]

不老の魔法使いリヒードが蔵書を読みつくした為、引きこもっていた森から二百年ぶりに町へ…。
独創性がないが模倣と力が抜群、エキセントリックで魅力的なリヒードがこの物語をグイグイ引っ張っていく原動力。
余りにチートなためこの先の展開に心配はあるが、１巻は文句なく面白い。
身体は大人が子供に変身、頭脳は大人、性格は子供、世間知らずが騒動を起こすが楽しく解決、ライトで明るい読後感です。

[ユエさんの感想 · 2013年10月4日]

魔法命な引きこもり魔法使いが２００年ぶりに世間へ出てきて、引きこもってた間に進化した魔法にどっぷりハマりまくり、さらに魔法学園に通い始めていろんな人の度肝を抜きまくる話(笑)
チートという言葉をイマイチよく理解していなかったけれど、「あ、彼みたいな人のことね」と納得した。基本主人公が最強で、さらに周囲の人たちに愛されまくってる(笑)女の子ばかりしか出てこないので、男の子も出てきてほしい。同級生とかで。
続きそうな感じで終わっているけれど、どういった方向へ向かっていくんだろうね。ちょっとしたらリヒードは２００年分の魔法をすべて覚えてしまいそうだ(笑)

[ひいらぎさんの感想 · 2013年9月29日]

伝説の魔術師が主人公。
偉い人ではなく、ある意味、魔術オタク。
今後も続きがあるんだろうなぁって展開でした。
行き着く先はどこなのかな？

[ともともさんの感想 · 2013年7月31日]

まだ「チート」という言葉がよくわからない私ですが、この何でもあり感がとても面白かった。しかも決して軽いのりだけではないところがとても気に入りました。

[misogiさんの感想 · 2013年7月31日]

チートな主人公の話。
チート過ぎだろ（笑

なろうの時には無かったシリアスっぽい所はよかった

著者プロフィール

関東地方出身、在住。
2011年末よりweb上にて作品を公開する。
2012年「物語の中の人」で「アルファポリス第５回ファンタジー小説大賞」を受賞。

「2020年 『物語の中の人６』 で使われていた紹介文から引用しています。」