町民C、勇者様に拉致される (2) (レジーナ文庫 レジーナブックス)
- アルファポリス (2013年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434182440
作品紹介・あらすじ
"ごくごく平凡な街のにぎやかし要員・町民C。あるとき、勇者様に拉致されて、魔物を退治して世界を救う旅に同行することになりました。勇者様と神官様は見事に魔物を退治していきます。私はひたすら観戦&不思議な力のある「お枝様」で浄化するだけですがっ。次の街に入って、宿でお留守番していたら、宿の従業員に地図のついた手紙を渡されました。行ってみると、そこは廃墟になった教会。韻律が聞こえる、と思ったら、ものすごい眠気に襲われて、意識が途切れました……。あれっ! また拉致されてしまった!?
感想・レビュー・書評
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二巻まで一気読み。基本設定がしっかり書かれて無い状態で、ダラダラ話が進むので中身が薄い。何が起こっていて何がしたいのか、どうするために動いているのか等、説明が一切無いので、結果何もしていないように思える。少人数でずっと動いているのに会話に乏しくて、恋なんて生まれやしない感じ。
読みやすくはあるのですが、もっと内容を纏めて欲しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ですます調がたまに乱れるのが地味に気になるところ。誘拐騒動は意外とあっけなく片付いたなぁ。あの少年はあれだけで終了なのかな?後半はシリアス展開。いや、誘拐もそれなりにシリアスだったけどね。狭間にいるという神とあの欠片を拾い集め選別している少々、シロ、そして町民がこれからどうなっていくのか。
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これ系はなぜお気楽路線から入ってシリアス部に突入させるのだろう。
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もはや物語のタイトルは記号でしかない2巻目。町民Cな神子さんと世界の謎?が徐々に解き明かされてきます。ラブい気配もなく進むわりに面白いです。あと、微妙に旧星術が読めるのも面白いですね。