よくわかる東洋医学考根論

著者 :
  • 山中企画
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本棚登録 : 14
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434186844

作品紹介・あらすじ

腸こそが体と心の根っこ。「体の病」も「心の病」も、すべて腸を診れば、治る!?

感想・レビュー・書評

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  • 東洋医学についての本だと思って読んでみたら、ここのところよく手にする『腸』についての本だったので、びっくり。
    10年ひと昔とはよく言ったもので、今では常識に近いことも当時は相当センセーショナルだったのでは。
    こういった力強い方のお陰で、今の医学があるのだなと感じる。

  • 田中保郎氏の「東洋医学考根論」、2013.12発行です。先日、群ようこさんの「ゆるい生活」(2015.1)を読了し、めまいで悩む群さんが、漢方薬局でリンパマッサージを受け激痛、やがてそれがなくなっていくプロセスを知りました。本書への導入だったような気がします(^-^)東洋医学と西洋医学の違いはなんとなく知ってましたが、この本を読んで、半信半疑ながら、以前より増して、オーダーメイド的治療に強い関心を抱きました。腸が人体の根っこ、腸は「ぬか床」、腸は脳以上に心を支配する、脳にばかりこだわるな・・・、新鮮でした

  • 不定愁訴で悩む人が多いであろう現代に強くオススメしたい一冊。

    東洋医学の書を探していて手にしたのですが
    読み終わる頃に『あ、これ違うんだ』と気付く。。
    違うワケではないんですけど、正当な東洋医学ではない…のかな。しかしこれはとても理論的で読みやすく、納得のいく考え方かと思います。

    小さい頃、お医者さんへ行くとお腹見せませんでした?
    だから私は
    お医者さん=お腹で病気がわかるすごい人
    だったなぁとこの本を読みながら思い出しました。
    それに私がいた街のお医者さんは…今思えば何科なんでしょう?…内科でしょうけど、風邪のつもりで行ったら会った途端、ソレでしょ?と皮膚のコトを言われたり。
    それがいつの頃からでしょう。
    話もよく聞いてくれないし、いくら訴えても
    検査検査で結局うちでは異常がないので他の科に…と行く先々でたらいまわしにされたり。
    この薬を飲むと頭痛を吐き気が…と言おうもんなら
    じゃあ頭痛薬と吐き気止めも処方しますとか。
    コレ、この本にも出てくるんですけど
    ホントにその通りなんです!と強く強く頷きますよ!

    でも私たちにとってお医者さんしか頼れる人はいない。
    病気やケガ。その時どうすればいいのか。。

    西洋医学も東洋医学も、どっちが良い悪いではなく。
    本の中では何度となく出てくるフレーズですが。
    それぞれの得手不得手があり、それは知っておいてソンはないと思います。特に今の時代、ココロの病が多く、また女性はバランスが崩れやすい。そういう時には参考になるハズです。

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著者プロフィール

昭和17(1942)年長崎県生まれ。昭和42年に長崎大学医学部を卒業し、同大学第二外科入局。腹部外科、脳外科を経て麻酔科標榜医の資格も取得。長崎労災病院の外科部長、長崎県松浦市民病院の副院長を経て、長崎県諫早市にて開業。
 東洋医学のすばらしさに目覚め、平成19年には西諫早病院・東洋医学外来の担当医となる。平成25年『主治医が見つかる診療所』(テレビ東京系)に出演し、話題となる。平成27年、西諫早病院を離れ、現在は、よりフリーな形での医療活動や講演活動を行っている。

「2021年 『腸を診る医学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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