- Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434189449
作品紹介・あらすじ
週末ごとに通う異世界で、列強三国とともに商人国家キトを制圧した魔術士少女・朔耶。その際、未開地アーサリムに稀少な精霊石鉱山がある事が判明。今度は鉱山発掘のための調査部隊に協力する事に。その地を本拠地とする魔族組織と、はびこる魔物の対抗策に、発明品を提供し、精霊の力を振るって騎士達を導いていく。だがここに来て、その活躍に危機感を抱く男が一人。キトの元最高指導者にして、魔族組織の長ヨールテス。彼は異世界から朔耶を排除すべく、ある計画を練り始め――。「やるなら『サクヤ』一人では対処不可能なほど大規模にせねばな」恐るべき魔物部隊が朔耶を、そして王都を襲う!? 大人気の異世界痛快ファンタジー、波乱の第5巻!
感想・レビュー・書評
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結構このシリーズ、好きなんだよなあ。主人公の朔耶があっけらんかんとしているのがいいのかも。今回は、魔族のヨールテスの策略との戦いだが、見事に防ぎきる。その間のもろもろの会話が面白い。そうそう、新兵器開発の様子もマニアックで面白い。最後のフエルト卿とリリーの話はなかなかいいぜ。
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今回もしっかり堪能できた。
面白いシリーズだ。 -
キト制圧後、未開地アーサリムを中心に帝国・フレグンス・ティルファを転々としながら、魔族ヨールテスの陰謀対策。
楽しめた。
『番外編・誇りと忠誠』帝国へ亡命した魔術師フエルトのその後。敵であったが、帝国で苦労しながら…。味のあるいい短編でした。