異世界の本屋さんへようこそ!〈2〉 (レジーナブックス)

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著者 : 安芸とわこ
制作 : ふーみ 
  • アルファポリス (2014年8月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434196287

異世界の本屋さんへようこそ!〈2〉 (レジーナブックス)の感想・レビュー・書評

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  • 面白いとか面白くないとか以前に・・・

    なんで、異世界で本屋を開かんとあかんの!?

    (えっ、設定否定?)

    いやいや、そうではなくて、前作を読んだときも思ったけど、本気の書店員の話なんやから、べつに設定を異世界にせんでも、どこか地方の本屋さんを再建する、っちゅう筋でもよくない・・・?

    (だからそれがこのレーベルのしばりなのかと前回も思ってんけど)

    ファンタジーの世界観はしっかり書き込まれてると思う。
    今回はルーエン・ディーの叔父も登場し、ますますルーエン・ディーの出自や存在の謎がふくらむ。
    そのあたりをハッキリさせたいので、続編もとりあえずリクエストしようかな・・・。

    レンちゃんが女の子であることがリヒトに伝わったようなので、このネタを引っ張るわけではなかったのか・・・。
    そのくらいサクサク展開してくれるほうがありがたい。
    この調子で、どんどん謎に迫っていってほしいな。書店員の仕事ぶりにばっかりフューチャーされると、最初はいいけどだんだん

    「だから、なんで異世界でやる必要があるん?」

    と、思ってしまうので・・・(異世界カフェが若干そんな感じに)。


    でも、レンちゃんとルーエン・ディーの甘酸っぱい関係はわかりやすい王道の甘酸っぱさで、結構面白い。
    案外著者はこういう甘酸っぱい方面が得意なのかも。
    別タイトルは恋愛ネタみたいやもんね。残念ながらこちらは蔵書にないみたいなので、読めないんやけど・・・。

    たぶんそれって、キャラクタがいいからかな・・・。

    レンちゃんもなかなか愛らしいキャラですよ。
    外出したい、というくだりで、
    「レン一人を外出させるわけにはいかないから」
    と、いって、多忙中のルーエン・ディーが仕事の手を止めていっしょに出かけるというシーンがあったのだけど、そのときも

    「自分のために時間を割いてもらって、申し訳ないな」

    と、ルーエン・ディーに対して思わないのね。

    あっ、ここ、いいな! って、思って。

    自分が出かけたいという希望と、それにつきそうというルーエン・ディーが多忙であることは切り離して考えてるレンちゃんがいい。

    私やったらここで
    「自分のせいで、ルーエン・ディーの仕事の手を止めさせている。申し訳ない」
    と、思うし、そもそも外出を取りやめにすらしそう。

    それって、違うなーって改めて思ったわ。

    出かけたいと思うレンちゃんと、一人で出かけさせれないと思うルーエン・ディーはお互いの要求のベクトルを一致させる必要があるけど、その背景でルーエン・ディーの仕事が滞るとかまではレンちゃんが気にする必要がないんやね。

    どうしても仕事が抜けられないならルーエン・ディーは違う人をレンちゃんにつけさせればいいわけやし、仕事がどうにかできるとルーエン・ディーが判断するから、レンちゃんについてくるわけやし・・・。

    他人の気持ちを考えることは必要やけど、他人の判断にまで先回りして自分を曲げる必要はないのかも。
    ちゅうか、それができることが美徳ではないのかもな。
    どうしたらいいか、どうしたいのかは、みんなで考えればいい。

    みんなでお祭りに参加する、と、いうことが、ちょっぴりうらやましくなるぐらい楽しそうだった。
    いいな、やっぱり、みんなで何かをするっていうのは楽しいよね。

    今、私は
    「一人で全部せなあかん」
    ちゅうプレッシャーにすんごい押しつぶされそうなんやけど、あかん、あかん。
    たまたま代表が私なだけで、私一人で全部をせなあかんわけではない。
    努力しなくちゃ、みんなの話を聞かなきゃ、自分自分ってならないようにしなきゃ。
    無責任にならないようにしなくちゃ、ちゃんとしなくちゃ。
    そんなことばっかり考えてる。失敗したらあかんってばっかり考えてる。
    責任感とか、しっかりすることって大事やけど、はき違えないようにしないとな。視野が狭くならないようにしないとな。


    そうだ、もう私は「みんなで何かをする」っていうのは、これで最後なんだ、きっと。
    だったら、大変やけど、しんどいけど、緊張するけど、もっともっと楽しんでいかないとあかんかも。
    大変なのもしんどいのも緊張するのも、もうこれで最後なんやもの!

    ハプニングもトラブルも楽しんでいこう! はりきっていこう!


    ■■■■


    ■認める (したためる、とも読むんだそうな)

    [動マ下一][文]したた・む[マ下二]
    1 書き記す。「手紙を―・める」
    2 食事をする。
    「夕餉を―・めに階下へ下りる頃は」〈梶井・冬の日〉
    3 整理する。処理する。
    「万の事ども―・めさせ給ふ」〈源・須磨〉
    4 支度する。
    「河中の橋を踏まば落つるやうに―・めて」〈平家・五〉

    (2017.01.22)

  • 異世界の本屋で店長として頑張る日々。
    しかし、立っている場所以外での『本屋』の認知度が
    かなり低い事に気がついた。

    絵の師匠が出来ましたが…そこまで凄い絵、も
    見てみたい気がします。
    相変わらずほのぼの、相変わらず勘違いされたまま。
    新規の客にも思われていたようですし…。
    とか思ったら、最後で…。

    話の流れより、ちょこちょこ出てくる
    ぼそぼそ男性が気になります。
    これは次回へのフラグなのでしょうか?
    それとも今回限り??

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異世界の本屋さんへようこそ!〈2〉 (レジーナブックス)の作品紹介

ある日突然、不思議な本に導かれて異世界にやって来た蓮。ひょんなことから、この世界で初めての本屋を開くことになった。それから二ヶ月、やって来るお客には羊族や人狼族もいて、蓮にとっては毎日驚くことばかり! そんなこんなでようやく常連客もでき、順調に営業していると思っていたら……。――えっ、まだまだ本屋は世間に知られていない!? とある出来事でそれを痛感した蓮は、もっとたくさんの人に本屋へ来てもらえるよう、宣伝がてら商店街のお祭りに参加することに。小人族や謎のお客の協力のもと、準備を進めるが、蓮には他にもやらなくてはならないことがあって――!? 本を愛する書店員の、異世界お仕事ファンタジー第二弾!

異世界の本屋さんへようこそ!〈2〉 (レジーナブックス)はこんな本です

異世界の本屋さんへようこそ!〈2〉 (レジーナブックス)のKindle版

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