ストラテジー・ルールズ -ゲイツ、グローブ、ジョブズから学ぶ戦略的思考のガイドライン

  • パブラボ
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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434216183

作品紹介・あらすじ

3人がパイオニアとして実践し、自らの会社を爆発的に成長させた5つの「戦略ルール」の全貌が明らかに!ゲイツ、グローブ、ジョブズから学ぶ戦略的思考のガイドライン

感想・レビュー・書評

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  • 会社・組織を存続させることは難しい。会社や組織はある意味、環境適応の産物ともいえる。となるならば、環境の変化を最小限にとどめる仕組みの構築が必要になる。その点、「家康」は優れた構造建築家であった。本書の3人は「家康」ではない。「信長」あるいは「秀吉」であろう。彼らの3社に続く企業家たちも「家康」ではない。厄介な環境は、脅威でもあり機会でもある問題児なのである。

  • 売ります

  • ゲイツ・グローブ・ジョブズのこれまでの戦略的行動、実績をもとに戦略的思考について解説した本。
    3人はやはり偉人であることに異論はないが、近年の経営者の歴史を知り、たどるには非常に良い本。

    <メモ>
    ・3人に共通するフレームワーク
     1 未来のビジョンを描き、逆算して今何をすべきかを導き出す
     2 会社を危険にさらすことなく、大きな賭けをする
     3 製品だけでなく、プラットフォームとエコシステムを構築する
     4 パワーとレバレッジを活用する。
     5 個人的な強みを核にして組織を作る
    ・相手の強みを弱点に変えること
    ・実行時期の選択や分散化、多角化で賭けのリスクを減らす・ルール①
      未来のビジョンを描き、次に境界線と優先度を設定
      顧客のニーズを先取りし、次に必要な能力を取得
      競合他社の動きを予測、参入障壁の構築と顧客の囲い込みを行う
      業界の変曲点を予測、次に変更と軌道修正を実施
    ・ビジョンはそれを描くことが目的ではない、リーダーは会社の活動範囲を定義する戦略に落とし込まなければならない。会社が何をすべきか、何をすべきでないかを決めなければならない。不要な活動を削ることは適切なリソース配分の基盤。
    ・戦略は可能な限り一つに絞るべき。
    ・ルール②
      ゲームを変える大きな賭けに出る
      会社を存続の危機に晒さない
      自社の事業を共食いする
      損失をカットする
    ・プラットフォームについて
     デザインや性能、価格に関する重要な決定を行う際には、製品よりもプラットフォームを考えること
     補完生産者の成功を支援し、プラットフォームにアクセスしやすくすることで、強力なエコシステムの成長を促進すること
     古い技術を売ることに満足せず、新たなアイデアや機能を取り込むことでプラットフォームを漸進的に進化させていくこと

  • 「未来のビジョンを描き、逆算して今何をすべきかを導き出す」頭では分かってはいるけど難しい...

  • 新鮮味がなかった。

    ゲイツ、グローブ、ジョブズの3人に絞り話を進めたのはわかりやすい...が、あまりにも有名なエピソードの繰り返しが多く新鮮味がない。

    ゲイツ、グローブ、ジョブズに関する記事や書籍を読んだことがない人向けの本です。

    構成は、巻末にあるザッカーバーグ、ラリー・ペイジ、ジェフ・ベゾスに加え、イーロン・マスクの4人の戦略・戦術からゲイツ、グローブ、ジョブズの偉大さや兵法を紐解く流れのほうが面白かったはず。

    新卒の方やこれから就職を考える人にはおすすめです。

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