- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434217036
作品紹介・あらすじ
東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。
名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、
そして今時珍しい義理人情がある――
全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載!
旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の第5巻!
感想・レビュー・書評
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スーパー呉竹の件。確かに要さんの言ったとおりだった。お酒に強い美音。若かりし頃の苦い思い出。
思いが通じたのはほっと安心したけど、秋川さんの書く登場人物たちの距離感が素敵!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シリーズ5作目。
要さんのできる男っぷりアピール回かと思いきや、美音さんに気持ちを伝えられず、一人モヤモヤ…。バーテンダーの方のナイス(?)アシストがあったけれど、これからの展開やいかに…?!?! -
要さんと美音の関係が気になって気になって、一気読み。
ここに来て新たなる展開が。
そしてお酒飲めないけれど、どんなお酒なんだろう?と想像してしまう本です。 -
同シリーズ5巻目。
なかなか進展しないなーと思っていた主人公絡みの恋模様、前巻同様に”おやまあ、突然にそんな展開に!?”といった感じで一歩進みます。
それにしても、人間の一生に起こる様々な事柄に触れていて(結構突っ込んでいる)、ちょっと意外な深みを感じたり、読む人によっては結構強いインパクトがあるかも知れません。
ただでさえ、”一切悪人が登場しない”お話しなので、どうしても現実感が希薄になりがち。
その辺を補って余りあると感じました。
人間模様の展開や描写に比重が移った分だけ、お酒や食べ物の描写が減った?(そう感じただけかな?)ような気もしますが、本作品の魅力が減ったとは全く感じません。
次が楽しみです。 -
ほのぼのです。何も考えずに一気に読めます。美音さんに、幸せが訪れました。良かったなあ。
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5巻目。
いやー、今回はニヤニヤ大全開だった(笑)
鈍すぎる美音。
要氏に同情してしまう(笑)
呉竹問題とかを読むと、「変わらないもの」がないと思ってしまうけれど、それは絶対有り得ない。
って、実感するなー。
まあ、良い方向に行ったのでよしとする。
こんな下町が身近にあったら良いなー。。。
バーテンダーさんの紳士的な振る舞いにも感動。
すてきすぎます。色々と。
ついでに、バーに行きたくなりました(笑) -
スーパー呉竹の問題が
前向きに解決する巻でした\( ˆoˆ )/
とりあえず一安心かな。
さりげなく世の中の問題を織り込んでいる物語。
だって、居酒屋でストレス発散するのは
それをささやかな息抜きとする
街の人たちですものね。
今回は熱中症から河川敷の菜園問題
育児が一段落した主婦の仕事復帰問題
亡き両親のお墓の問題などなど。
それと並行して
な〜んと!ようやく美音と要の仲が
進展したわ〜。
まだまだ前途多難みたいだけど。
とりあえず両想いの確認はとれたんで。
そっちも今後が気になりますね〜。 -
5年以上前に読み始め、文庫本が発売すると読んでました。 何処から読んで良いか? と思い、5巻から読みましたが、オッケーでした。相変わらず、美音さんと要さんが、まとまらず、これからも、時々チェックして読みます。
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やっと、やっと……!
茄子のお味噌汁と、ズッキーニと豚肉の炒め物、秋刀魚の塩焼き、とってもおいしそうだった。
読みながらいつも思うんだけど、こういうお店に行って私もお酒の幅を広げたい……
今回出てきたバーもすごく素敵だった。