左遷も悪くない (1) (アルファライト文庫)

著者 : 霧島まるは

• アルファポリス (2016年7月14日発売)

作品紹介・あらすじ

優秀だが融通が利かず、上層部に疎まれて地方に左遷された軍人ウリセス。ところがそこで、かつて命を救った兵士の娘レーアと出会い、結婚することになる。最初こそぎこちない二人だったものの、献身的なレーアと個性豊かな彼女の兄弟達が、無骨なウリセスの心に家族への愛情を芽生えさせていく――ネットで大人気！　寡黙な鬼軍人＆不器用新妻の癒し系日常ファンタジー、待望の文庫化！

感想・レビュー・書評

[lovenovelsさんの感想 · 2020年5月19日]

寡黙な軍人のウリセスと大人しいレーア。全く似ていない２人だけど、不器用なところはそっくり。必要なことを中々伝えられないところも。結婚式で初めて会った２人が、お互いのことを段々理解していくのが楽しかった。家がウリセスにとってリラックスできる場所になっているところも何だか嬉しいし。この２人と賑やかな兄弟たちの生活をもっと見たくなった。

[yuitak34さんの感想 · 2017年6月27日]

左遷された寡黙な夫と大人しい妻のお話。
ゆっくりゆっくりと２人の距離が縮んでいく様子が読み取れてとても和む作品でした。

著者プロフィール

佐賀県在住。2008年頃からWeb上で小説を公開し始める。2013年に「左遷も悪くない」で出版デビュー。

「2017年 『左遷も悪くない５』 で使われていた紹介文から引用しています。」