甘すぎる求愛の断り方: Haruka & Arata (エタニティブックス Rouge)
- アルファポリス (2017年1月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784434229244
作品紹介・あらすじ
OLの遙の好みは、爽やか眼鏡男子。しかし過去、彼らに酷い目にあわされてきたため、今は恋も眼鏡男子もお断り! と頑なになっている。そんな彼女はある日、先輩に無理矢理合コンに連れ出され、完璧な眼鏡男子のお医者様と出会う。ちょっとドキッとした遙だけれど、眼鏡男子はやっぱり無理! そこでスムーズにお断りするため、彼の好みの真逆のタイプを演じることに。ところが、彼は何故か遙を気に入り、甘く過激に迫ってきた! 戸惑いつつも、次第に彼に惹かれていく遙。でも、彼が好きなのは演技中の自分だと悩み――。強気女子と策士なカレの、恋の攻防戦スタート!?
感想・レビュー・書評
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先輩に騙されて引き合わされた相手は
何故かぐいぐい迫ってくる。
必死になって相手の嫌いなタイプを演じてる主人公に
別方向で涙が出てきます…w
通っていたジムにも出現してきたり、で
主人公の心の休みどころがなくなっています。
周囲のおばちゃんが味方についているという
ものすごく抜け出せない状況。
この手の話、男の手腕がすごいですが
おばちゃんの方がすごいですw
山になってくれるのも当然出てきますが
ええ?! という落ちが。
どういう神経してるのでしょうか…まず聞きたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【ネタばれ&辛口感想注意】
眼鏡男子が好みのタイプだが過去のトラウマが原因で苦手意識を持つようになった27歳ヒロインと、眼鏡男子で優しい草食系の35歳開業医ヒーローとのラブストーリーです。
年齢差8歳のカップルです。
家事力と生活能力が一切ないヒロインの将来を心配する弟の話を職場の先輩に話した事がきっかけで、ヒロインは半ば強引にヒーローを紹介されます。
過去のトラウマの所為で当分恋愛はしないと決めていたヒロインは、ヒーローに嫌われようと彼の好みのタイプとは正反対のぶりっこ女子を演じますが、何故か好意を寄せられてしまいます。
実はヒーローは、ヒロインと出会う前からヒロインの人となりを聞いて興味を持っていたという種明かしでした。
…「眼鏡男子はイヤ」と宣言するヒロインですが、いくら過去にトラウマがあるとはいえ「眼鏡を掛けている」というだけで全人格否定されているようで、最初はこのヒロインがちょっと苦手でした。
あと、家事力がないのだったら少しずつでも良いから出来るようにする…という話の展開ではなく、何故そこでヒロインの将来=彼氏(結婚相手)を探すという展開になるのか、恋愛が目的の作品なので仕方ないのかもしれませんが、登場人物達が恋愛脳すぎて序盤からかなり引きました。(^_^;)
ヒロインの血の繋がらない弟の言動が序盤と終盤ではかなり違っているように感じて、読みながら違和感がありました。