異世界転生騒動記 (11)

著者 :
  • アルファポリス
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784434239236

作品紹介・あらすじ

異世界マウリシア王国に生まれた貴族の少年、バルド・コルネリアス。なんとその身体の中には、バルドとしての自我に加え、守銭奴戦国武将・岡左内と、ケモ耳大好きなオタク高校生・岡雅晴の魂が共存していた――。
トリストヴィーの支配権を巡るパワーバランスがバルド陣営有利へと傾き、長きにわたる内戦はいよいよ最終局面を迎えつつあった。兵力に勝る公国軍の相次ぐ敗北に、動揺を隠せない公国貴族たち。さらに動乱の黒幕ヴァレリーの策謀によって、庶民の公国への反感は日増しに高まり、公太子の暗殺事件までもが発生する。内部から崩壊を始めた公国に対し、好機と見て全戦力で出陣するバルド連合軍――未来を懸けた決戦が始まろうとしていた!

感想・レビュー・書評

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  • バルドたちは猫耳族と犬耳族たちの活躍でとうとうトリストヴィー公国の首都ミリアーナまで迫る。しかし、そこには二重三重の仕掛けが…。バルドがやられてしまえば戦いは負けになってしまうし、そもそも主人公が死んでは文字通りお話にならないのだが、なかなか安心はさせない。さて、エウロパ教団との戦いになっていくのか、それともアンサラー帝国もまだまだ諦めないのか。それにしてもどんどん人が死んでいくね。

  • トリストヴィー公国滅亡。そして、ヴァレリーの退場。
    大詰めで読み応えあり。対してバルドの活躍は少な目。

    代わりにアウグストがかっちょいい。実の父親ヴァレリーとの確執とか、陰謀合戦とかに大活躍。

    今後はエウロパ教の謎解明とアンサラー王国との対決へ、楽しみです。

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著者プロフィール

福島県在住。漫画の執筆経験もある根っからの創作家(クリエーター)。2008年からウェブ上で小説の連載を開始し、2013年『異世界転生騒動記』でアルファポリス「第6回ファンタジー小説大賞」大賞を受賞。翌年、同作にて出版デビューを果たす。著書は他に『ある魔女の受難』『アルマディアノス英雄伝』(アルファポリス)がある。

「2020年 『異世界転生騒動記7』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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