言語学フォーエバー

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著者 : 千野栄一
  • 大修館書店 (2002年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784469212747

言語学フォーエバーの感想・レビュー・書評

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  • 千野先生のさまざまな書きものから作品をピックアップしてまとめた1冊。
    ことばの面白さにやさしく触れられる章から、結構しっかりした言語学の章まで、まさにオムニバスで楽しい1冊。
    40年ほど前に書かれたものとは思われないくらい、全く古いとは思われず、楽しく読めました。いろんなことばのこと、もっと知りたくなりました。

  • 言語学について少し深く知ることができる本。
    前半は、言語について、これが「いかに巧妙なメカニズムから成り立っているかは、絶えず人類の関心の的で」あったというわかりやすい話から、著者の通訳でのおもしろい経験、地名学と言語、各言語の数の数え方(言語により2進法、5進法、二十進法などがある)など、読みやすく興味深い内容であったが、スラブ語の二種類の文字の話あたりからはこれまで聞いたことのない内容なので読む速度が一気に遅くなってしまった。
    最後に、「一つの言語の記述もきちんとできていない人が、たくさんの言語について書いているものは信用できない」という著者の恩師の言葉が紹介されており、様々な言語に興味を持つことはいいが、一つの言語をまず極めよという戒めの言葉として受け止めた。

  • 著者が生前に発表した文章を再編集したもの。没後すぐに刊行されて10年経つが,このような本が文庫になってもっと広く読まれればいいのにと思う。ドイツ語圏で囲まれた小さな地域に,絶滅寸前のスラブ系言語があって,ナチスの時代は必死になって人々がその言葉を守ろうとしたが,圧迫がなくなると却って衰退が進んで,唄や絵本を作って頒布しても全く歯止めがかからない,との一節が心に残る。北海道ではアイヌ語が全く同じ状況だから。その他,千野先生が英語を題材にして書いたショートストーリーなども,すこぶる面白い。まだ手に入るかな。

  • 最近(2008年秋)のマイブームは、千野先生の言語学関係のエッセーです。
    何で今頃、自分の中でブームが来ているのかわかりませんが、図書館で借りていろいろ読んでます。

    <既読>
    <所在:図書館(060200311183)>

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言語学フォーエバーの作品紹介

言語と言語学を愛してやまなかった著者による珠玉の精選エッセイ集。ラーメンの命名論からスラブの文字までことばの面白さと奥深さを語る、目からウロコの17篇に書き下ろし1篇収録。

言語学フォーエバーはこんな本です

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