対談 前田英樹×安田登 からだで作る<芸>の思想

  • 大修館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784469213447

作品紹介・あらすじ

フランス現代思想の研究者にして剣術の遣い手でもある前田英樹と、能楽師にしてロルファーとしても活動する安田登による対談集。マルチな活躍を見せる二人が、武術や能に共通する古来からの日本人の体の使い方・捉え方を基盤に、わざや型を深める稽古の仕方、学びのあり方、それらの底流をなす日本文化の深層などについて縦横に語り合う。

感想・レビュー・書評

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  • 檜山うめ吉さんを交えた対談が面白かった。

  • 体の使い方、身体の変わり方、稽古のあり方、受け方、色んな会話の中から目から鱗話が溢れていて、とても刺激を受けました。
    お能、習いたくなりました〜

  • 帯表
    稽古の積み重ねによってからだに刻み込まれる和の〈芸〉。
    そこには時をへて輝きを増す風土に根ざした先人たちの深い智慧が結晶している。
    裏表紙
    ◆主要内容◆
    第一部◉武術と能をつなぐもの【対談】前田英樹・安田登
    一◆武術と能-その身体を支えるもの
    二◆身体を通して文明の〈根本〉を生き直す
    三◆米作りが生んだ暮らしと信仰
    四◆芸と職人仕事の奥にあるもの
    第二部◉震災に思う【対談】前田英樹・安田登
    一◆震災とは何だったか
    二◆身体を通した学びを取り戻す
    第三部◉独り、芸を生き通す【座談会】桧山うめ吉・佐藤マサノリ・前田英樹・安田登
    一◆摑み取られた俗曲師への道
    二◆和芸を磨く身体
    三◆〈芸〉の文明、その優越を主張する

  • 欧米的世界に、「からだ」で物申す[評者]佐藤美奈子(神保町の匠)
    http://www.books-sanseido.co.jp/blog/takumi/2013/07/post-505.html

    大修館書店のPR
    「からだに刻み込まれた和芸の精髄を探る

    東西の思想、文学、美術、映像を論じる批評家にして、新陰流剣術の練達の遣い手でもある前田教授。ワキ方能楽師として異分野とのコラボレーションにも異彩を放つ安田師。マルチな活躍を見せる二人が、武術や能の底流をなす古来からの日本人のからだの使い方・捉え方を基盤に、和芸の真髄と魅力に迫る対話を繰り広げる。 」
    後書き↓
    http://plaza.taishukan.co.jp/shop/Product/Detail/21166

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著者プロフィール

1951年大阪生まれ。批評家。中央大学大学院文学研究科修了。立教大学現代心理学部教授などを歴任。主な著書に『剣の法』(筑摩書房)、『日本人の信仰心』(筑摩選書)、『独学の精神』(ちくま新書)、『批評の魂』(新潮社)、『小津安二郎の喜び』『民俗と民藝』(講談社選書メチエ)、『ベルクソン哲学の遺言』(岩波現代全書)、『信徒内村鑑三』(河出ブックス)、『沈黙するソシュール』(講談社学術文庫)、『倫理という力』(講談社現代新書)など多数。

「2018年 『愛読の方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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