昭和が生んだ日本語――戦前戦中の庶民のことば (-)

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著者 : 遠藤織枝
  • 大修館書店 (2012年6月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784469222210

昭和が生んだ日本語――戦前戦中の庶民のことば (-)の感想・レビュー・書評

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  • 現代の言語が昭和という時代を経てどのように変化し成り立ってきたかを探る。元号が一代前に遡るだけで本当にこれが同じ日本語なのかとの驚きの連続。とりわけ誇張・美辞麗句の章の言い回しは、驚きを通り越して、盛大に笑いの大噴火であった。レトロ感芬々と漂よってくるイラスト、写真も不思議なアクセントとなって心にとりついた。言語の成り立ちのみならず昭和の情緒も楽しめる一冊だ。

  • サブタイトルのとおり、昭和時代、なかでも戦前~戦中に庶民の間で使われていた言葉を分析した本。
    当時の雑誌、新聞、ドラマ台本などから、人々が日常使っていた、触れていた言葉を拾い出し、現在の言葉と比較したりしている。

    「日本」を「にほん」と読ませるか「にっぽん」と読ませるかという分析はおもしろい。戦争の激化とともに、「にほん」から「にっぽん」と読ませるものが多くなっているのだとか。
    著者によれば、「にほん」よりも「にっぽん」のほうが強い語感であることが関係しているらしい。

  • 【今日の一冊】810.2||E59

    「エアーガール」,「ガソリンボーイ」少し前の日本語の姿を伝え,現代語をよりよく知るための一冊。

    http://www.auelib.aichi-edu.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB00596401&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

  • 請求記号:810.2/End
    資料ID:50067331
    配架場所:図書館1階西 学生選書コーナー

  • 使われなくなった言葉。時代とともに意味が変った言葉。それを今どんな風に感じるかな?

    大修館書店のPR
    「私たちはこんな日本語を使っていた!
    男も指した「大和なでしこ」、目上にも言えた「あなた」という呼称、戦時中も意外と使われたカタカナ語、独特の皇室敬語、文字ばかりの説教調広告に美辞麗句あふれる記事…。当時の新聞雑誌・ラジオドラマから、今につながることば、消えてしまったことばを読む。遠ざかりゆく昭和という時代前半の日本語の物語。

    この本は、少し前の日本語の姿を伝え、現代語をよりよく知るために書いたものです。ことばは変化する、といつもいつも言われています。変化するのはわかっていても、いつ、どのように変化するのか、できるものなら、その現場を押さえておきたい、また、現在のことばとつながる点や相違点を知って、ことばの連続と不連続の妙を実感してみたい、と思います。(中略)
     言うまでもなく、どの時代のことばも孤立して存在するわけではありませんから、過去の用法や意味を知ることで、現在の語の位置がわかり、将来も予測できます。もちろん、限られた資料から近い過去を知り、わかったと思っても、結局は歴史の流れの中の浮き草を少しつまんだに過ぎません。
     この本を手に取ってくださった方々が、その浮き草を一緒につまんでみてくださればうれしいです。そして、その浮き草の色や形が、現在のわたしたちのものとどこが似ていてどこが違うかを観察していただくためにこの本が役立つなら、これほど大きな喜びはありません。(「あとがき」より)」

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遠藤織枝の作品

昭和が生んだ日本語――戦前戦中の庶民のことば (-)の作品紹介

今につながることば、消えてしまったことば、…昭和という時代が生み出し、育てたあの頃の日本語。

昭和が生んだ日本語――戦前戦中の庶民のことば (-)はこんな本です

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