「書ける」大学生に育てる―AO入試現場からの提言

  • 25人登録
  • 3.67評価
    • (0)
    • (2)
    • (1)
    • (0)
    • (0)
  • 6レビュー
著者 : 島田康行
  • 大修館書店 (2012年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784469222234

「書ける」大学生に育てる―AO入試現場からの提言の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • こういう「そもそも論」は、面白い。小論文という定義と小論文指導の定義を再定義させられます。とてもいい本でした。
    最近の小論文における私見。
    高校生の小論文を見ても、中学生の作文を見ても、どれも似たような文であり、それは、深く考察がなされていない証拠であります。どこかで得た情報で、その多くは、ネットやテレビなのだが、その情報の継ぎ接ぎのうまさで評価されている点が否めません。日常の生活からもっと、着想や着眼点を養う習慣を持つ必要があると思います。そのためにも、数多くの体験と知識、そこからうまれる想像力で当事者意識も持つことができていきます。そこではじめて、自分の言葉が生まれるのだと思います。

  • 大学で求められる「書く力」とは本来どの時点でどのように身につけられるべきなのか、実質的にその契機となっている大学入試の「小論文」の在り方について分析した1冊。ほほう、そもそも「小論文」とは何を指すのか、実は定義があいまいなのか。ほほう、最近では「あなたの考えを述べよ」と言うには難易度の高いテーマやどっかからのテンプレみたいな答案ばっかりという現状を受けてか、要約形式の「小論文」が増えてきているのか。解決策までは後一声ほしい!と思ったものの、これからの課題がちょっと見えてきたので☆4つ。

  • 「レポートの書き方がよくわからない」「文章を書くのが苦手だ」…そういった思いを持つ学生は少なくないでしょう。大学生活では避けては通れない文書作成ですが、大学入学時点でそのための準備が十分に整っている、という人は多くはありません。
    本書は、大学入学後の学生が「書くこと」について持っている問題は、どこから来ているのか?という問いを、高校の国語教育と大学入試との関係から読み解くものです。個人の「書く」スキルに着目し、「書くこと」についての問題を実践的に解決していくのがいわゆる「レポートの書き方」本だとすれば、本書は、なぜ書くことが苦手なのか、どうすれば書けるようになるのかということを、社会的・制度的な側面から考えていく内容になっています。
    入試、大学生活、就職活動、そして就職後も必要とされる「書く」能力について、新しい視点を提供してくれる一冊です。
    (ラーニング・アドバイザー/図情 KOMINAMI)

    ▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
    http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1445521

  • 文章を書く訓練をほとんど受けずに大学に入ってくる学生に対して、いかに書く力をつけさせるか。高校までの教育内容や入試のあり方などから、現実的な提言がなされている。学生が真剣に作文をしようとするのは入試に関連した場面がほとんどなので、それを作文教育に活かせないか、というのがメインの主張である。
    大学ができることは何か、という観点から読めば示唆的なことがとても多い。だが、なぜ高校までの教育でしっかり書く力を身につけさせないのか。大学生の学力不足に関して、なぜ高校の責任が問われないのだろうか。
    文科省は大学に対して「入学前教育」を推奨しているという。それっておかしくないか?それは高校の仕事だろう。

  • 書けるというのは、人の書いたものを真似るのが一番よい。
    そのためには、人を書いたものをたくさん読むのがよい。つまり読書が大切だと思う。たくさん読書している人は書けるよ。書くのなんて、あとは勢いだから。
    学生なら書けるでしょう。

全6件中 1 - 6件を表示

島田康行の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
朝井 リョウ
三浦 しをん
道尾 秀介
佐々木 圭一
有効な右矢印 無効な右矢印

「書ける」大学生に育てる―AO入試現場からの提言の作品紹介

入試「小論文」の限界に大学は気づいている。AO入試の最前線に立ってきた著者が、豊富な経験とデータをもとに現状の「小論文」「志望理由書」、高校の「書く」指導について問題のありかを探り、これからの展望を示す。

「書ける」大学生に育てる―AO入試現場からの提言はこんな本です

ツイートする