唐詩三百首詳解 下巻

著者 : 田部井文雄

• 大修館書店 (1990年6月1日発売)

作品紹介・あらすじ

本巻には、中唐の19人・61首と晩唐の21人・64首の計40人・125首の詩を収める。原本の詩体別の配列を改め、作者別・時代順の配列とした。本文は作者小伝・原文・書き下し文・語釈・通釈・補説より成り、とくに補説では詩としての味わいやその評価にまで踏み込んで解説。

著者プロフィール

1929年生まれ。東京教育大学大学院修士課程修了。都留文科大学、千葉大学教授を経て、現在、湯島聖堂斯文会参与。『大漢和辞典』を初めとする漢和辞典、高校教科書などの編集に数多く携わり、NHKラジオ、テレビの放送なども担当。現在は、朝日カルチャーセンターや湯島聖堂斯文会などで、漢詩文に関する講義を行っている。主な著書に、『唐詩三百首詳解（上・下）』『中国自然詩の系譜』『四字熟語物語』（いずれも大修館書店）、『陶淵明集全釈』（共著、明治書院）、『漢文塾 漢字文化の魅力（上）』『漢詩塾 漢字文化の魅力（下）』（いずれも明治書院）など。また、『親子で楽しむこども論語塾』（明治書院）、『絵でみる論語』（日本能率協会マネジメントセンター）などの監修も務めている。

「2014年 『読むだけで人間力が磨かれる、大人の漢文』 で使われていた紹介文から引用しています。」