金哲彦のランニング・メソッド

著者 :
  • 高橋書店
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感想 : 93
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784471142124

感想・レビュー・書評

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  • 友人が薦めてくれたので読んだ。
    マラソンに関する本を読んだのは何年ぶりだろう。
    懐かしさの中、新たな発見に気持ちがハイになった。
    今はまだ膝の痛みがあるから、準備運動で眠っている筋肉を起こし、正しい姿勢で歩いてみよう。
    丹田、肩甲骨、骨盤を意識した正しいフォーム。
    写真、図解入りでわかりやすい。
    矯正方法も詳しい。
    いい本をありがとう!

  •  2006年の発売で、その頃買って見当たらなくしてしまい、ずっと読みたいと思っていたのが出てきてようやく読めた。2019年に完全版が出ていた。ここ5年くらいまた走り始めて、その間疲労骨折などもして、この本をきちんと読んでいれば回避できたことが判明した。準備体操もろくにしてない。しかし、この本にあるようにほぼ毎日走るのは子どもが小さいうちは難しい。あと2年くらいしたらできるかもしれない。

     肩甲骨を回転させて走ると本当に勝手に足が前に出たのだけど、ペースが上がりすぎてすぐばてた。

  • ランニングを始める前から終わった後まで、準備運動から整理体操,簡単な故障の直し方など写真も添付して非常にわかりやすく解説されていた.特にランニングフォームは丁寧に説明されていたが,残念なことに自分の走り方を客観的に見たことがなくどれに当てはまるのかがわからなかった.

  • 【まとめ】
    ●体幹を使って走る = 丹田・肩甲骨・骨盤を意識する(足元を気にするよりもこの3つに意識を集中)
    ●丹田に力を入れる→バランスが安定、肩甲骨を引く+骨盤を前傾させる→骨盤がスムーズに回旋
    ●走るとは体を宙に浮かす技術 → 正しい着地=「まっすぐ着地」が大切

    【感想】
    「丹田・肩甲骨・骨盤を意識」、「まっすぐ着地さえできていれば足元は気にせず体幹に意識を集中」と主張が明解なので実践しやすい。フォームが乱れる原因と走りながらの修正および故障時の処置は写真つきでわかりやすいので、適宜参考にしたい。

  • ランニングにストレッチや食事も大切だということ分かりやすい。よくある故障の対処法も書かれていて有難かった。

  • 著者はお馴染みのランニング解説者。
    ランニングをしているけど、走っててどうもしっくりこないと感じている人には最適な書籍。
    「走っているときに意識すべき体の部位は丹田、肩甲骨、骨盤の3箇所、以上」と言わんばかりの構成がかえってわかりやすい。
    故障かなと思った体の部位ごとに潜在的な原因とその対処法を書いているのもありがたい。
    タイムを伸ばすというよりかは、ケガをしたくないランナー向けの良書。

  • 肩甲骨、骨盤、丹田が全て。
    それがこの本の全て。
    丹田はたしかに大事。だけど全てではないよね。
    結局は自分でいろいろ試しながら、自分なりの答えを探すことが大切なんだなぁ。
    金さんはコラムとかちょいちょい書いてて面白いので、これからも気にはしていこうと思う。

  • 意識すべき3つの部分
    ・肩甲骨
    ・丹田
    ・骨盤

    おへそから5センチほど下の筋肉
    動かすのは肩でなく肩甲骨
    骨盤を前傾させることによるピックアップ


    きれいな歩き方を日常的に意識する
    地面から力をもらう気持ちで!

    内臓から汗がでる

  • 健康のために、ダイエットのために、これからジョギングでも始めてみようかなぁって言う人向けの一冊。しばらく運動していなかった人なども想定して、準備体操やら筋力強化の簡単なトレーニング方法、ウォーキング、ジョギング時の正しい体の使い方、痛みがでた場合の対処方法、トレーニングメニューの作り方などなど、初心者向けにかなり丁寧に説明されています。まぁ、でも走ってみようかなぁ、と言う程度の気持ちのときに、本書のような本を手に取る人は少ないような気もする。本書で紹介される、走り方、体の使い方についての全体を通したキーポイントは、肩甲骨、丹田、骨盤のようです。丹田に力を入れて体幹をぶれないようにし、背筋を使ってやや肩甲骨を後ろに引っ張って胸を張りながら腕を前後振り、それにつられて骨盤をしっかり回して進んでいくのが良いようです。そうすれば、背中に羽が生えたように若干浮いた状態で軽く走れる感覚になれるそうです。脚だけで進もうとするとすぐに疲れてしまうということ。初心者向けだけど、中級者が読んだ方が参考になると思う。

  • 「金さん本」とも言える一冊。
    走り始めたい方にはぜひとも一読してほしい。

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著者プロフィール

監修 金 哲彦(きん てつひこ)  1964年、福岡県生まれ。プロ・ランニングコーチ。早稲田大学時代は、箱根駅伝で活躍。4年連続で山登りの5区を担当し、区間賞を2度獲得し、1984年、85年の2連覇に貢献。大学卒業後、リクルートに入社。87年別府大分毎日マラソンで3位入賞。現役引退後はリクルートランニングクラブで小出義雄監督とともにコーチとして有森裕子、高橋尚子などトップランナーの強化に関わり、その後同クラブの監督に就任。現在はプロ・ランニングコーチとしてオリンピック選手から市民ランナーまで、幅広い層の信頼を集める。テレビやラジオでマラソン・駅伝・陸上競技中継の解説者としてもおなじみ。著書多数。

「2020年 『100歳ランナーの物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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