- Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
- / ISBN・EAN: 9784473018250
感想・レビュー・書評
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樂茶碗作陶体験前に勉強と思って読んだ。当代の樂吉左衛門の手になる本でもあり入門としてはよい感じのムック。
樂焼が生まれた時代背景、樂の由来や利休と長次郎の関係、制作上の特徴、樂家の歴代など。
自分の茶碗、焼けたらどんなになるか、身の程知らずに言うと形の大まかな印象は当代の「望舒」に似てそうな気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
写真がたくさんあって、説明がわかりやすかった。
先祖の作品を物凄く断定的に評価していて、
こういう風にできたはずとか、鑑賞のポイントを制限しているのが気になった。
継承者であり、自身も作家だからわかる、というのはもちろんあると思うけど。
一抹の不信感は残しておきたい。 -
いいね、素晴らしいね
楽茶碗、特に初代のやつを観てると、手が勝手に、というかアフォーダンスされちゃって、まさに手、それも軽く包むような手、が心象されて、その正しい手の形を探して何度も手を作ってみたりしてる
と、この本、いきなり広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像の手が出てくるのよ
そうだそうだ、この手だよね
この広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像も、脳にくる
楽茶碗も、脳にくるんだよね
初代、三代道入、んで、この著者の十五代目、ガツンと脳にくるんだよね
絶好調だよね、この人
会ってみたいなー -
昨年手に入れた本。さらっとは読みましたが、お話を聞かせていただいて購入。本当に楽茶碗について知るってどんなことかを軽くお話で感じとり、この本ではなるほど…とカラーで素敵な本です。
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楽、そして長次郎を中心にした本だがよくまとめられた本。当代の考えもよくわかる。
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樂についての初歩本としていいね!
しつこいくらいわかりやすく、各代についての説明記述も万遍ない。
深い知識を得る本ではないですよ。
大好きな器もきちんと載っていて、もう心がきゅんきゅんします。