そうだ京都、行こう。 保存版 (淡交ムック)

制作 : 淡交社編集局 
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  • Amazon.co.jp ・本 (153ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784473020932

感想・レビュー・書評

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  • 「そうだ 京都、行こう。」とは、1993年からJR東海が主催している、京都観光振興のキャッチコピーです。

    季節の変わりめになると、その季節を印象付ける風景が織り込まれたTVCMやポスターを楽しみにしているのですが、
    1993年~2004年までのポスターとそれにまつわる小話を、季節単位で収録したのが、こちら。

    昔から、特に理由もなく折々につけて、無性に京都を訪れたくなる自分なのですが、
    これらのTVCMやポスターを目にした時にはその衝動をより強く、感じていたりも。

    なお、CMでは2002年春の天龍寺が印象深く残っていたりと、春を喚起することが多いのですが、
    ポスターでは何故か秋のイメージが強かったりします、、1995年の南禅寺や2001年の醍醐寺などなど。

    ここ数年は「思い立ったら京都」なんて気ままは出来なくなっていますが、
    久々にふらっと回遊したくなりました、ちなみにお気に入りは哲学の道だったりします。

    銀閣寺を覗いてから南禅寺まで、ただ歩く、それだけでフワっとした気分を満喫できます。
    ん、ポスターもいいですが、10年単位くらいでCMの全バージョンを収めたDVDとか発売されないかなぁ、なんて。

    四季折々、薄紅に吹雪く、緑に萌ゆる、深紅に包まれる、白く暮れる、「京」の息づかいを感じる、そんな一冊。

  • 電車の中吊り広告でいっつも気になってる広告シリーズ。京都への観光誘致のJRのポスターが一冊の写真集に。待ってました!

    美しい写真もさることながら、私はこの写真に添えられたコピーが好き。「こういうところが見どころ!」とか「こんなにいいよ!」というような押し付けがましいコピーじゃなくて、たんなる一個人のつぶやきみたいなコピーに何気に滅茶苦茶共感し、心打たれたりします。日本人であることを誇れる気がします。

    個人的には、東北編で忘れられない写真とコピー(詩)があるので、ぜひとも東北編がほしいところ。中央線の通勤ラッシュにもまれつつ、感動して泣きそうになった一品があるのです。(←そしてその1ヵ月後、ほんとに東北に旅をした女)

    星が4つなのは、写真が真ん中で切れてる編集に不満があることと、もっとコピーをさりげなくしたレイアウトにして欲しかったから。

    でも、オススメ。
    日曜日の午後にゆっくり眺めたい一冊です。

    2006.3.14

  • 年に何度か呟く言葉。
    JR東海のCMにまんまと踊らされて、
    「あの鳥居のところに行きたい」と思い立ったのが最初。
    結局それから毎年京都三昧。
    多分、やられちゃった人はたくさんいるはず。
    季節ごとに分かれているところ。
    末尾にそれぞれの写真の詳細が載っているところ。
    実用書としても利便性あり。
    旅立ちたいときに読む本。

  • 桜の咲く国に生まれてよかった。
    新緑が美しい国に生まれてよかった。
    紅葉がひらりと落ちる国に生まれてよかった。
    雪景色が絵になる国に生まれてよかった。

    この本を見ていると、そう思います。

  • JR東海・京都キャンペーンの写真10年間分。最高に美しい京都がここにあります。

  • 京都が好きになった原因の、CMコピーがたくさん載っています。

  • この本を見ているとまさしく「京都、行こう。」と言う気持ちになってしまいます。CMも素敵ですが写真集もぜひ御一読を!

  • 何故、京都に惹かれるのか。何故、京都へ行こうと思うのか。JR東海のCMは上手過ぎる…本当はガイドだけど。芸術書と言い張りたい。

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