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- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784473037596
作品紹介・あらすじ
一、二〇〇年以上の歴史の中で育まれ、今日、観光客・美食家にもてはやされる京都の料理だが、夏目漱石・谷崎潤一郎・林芙美子・池波正太郎をはじめ、明治から平成にかけて京都に訪れた文学者たちは、京都で何を食べ、何を感じたのだろうか。近・現代を中心とした小説家・文化人たちの作品にみられる京都の食べ物にまつわるできごとやその記述・表現を通して、現在も継承される味、失われた風味など京都の食の今昔や現代との相違を探る。書き手の感性や時代相を通して描き出される、現代人の美食ブームとは一味違った、作家たちの京都の味覚の世界「食景」を照らし出す。