野生めぐり: 列島神話の源流に触れる12の旅

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  • 淡交社 (2015年10月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784473040459

野生めぐり: 列島神話の源流に触れる12の旅の感想・レビュー・書評

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  • 十三湊に行く前にたまたま図書館で発見して、載ってた相生の虫送りの神社を現地でたまたま見つけた。運命ー

  • これまでほとんど接点のなかった神話や民族文化に関するレポート。オオカミ信仰、クジラと共生する海の民、シシ(猪や鹿)踊り、富士や熊野の自然崇拝、舟神さま、カマガミさまなど、地域に長く伝承される様々な言い伝え、踊り、口伝が語られている。一度知ってみるととても興味深く、現代人との違いや意味を考えると、もっと学んでみたいと思う。そういえば、各地に「民族文化歴史資料館」などがたいていあるが、足を運んでみようと思う。

  •  お山に対する古い信仰が三峯神社を覆った。大口真神は人間よりも強いお山の動物で、祠に祀り護符を集めて人間は鹿のように伏せ鵜のように頭を垂れた。エネルギーは聖地を循環し人間は動物と共生した。鼻先を切り裂いて命と肉との境界を超え合理性を超えて儀式を生み出し歌い舞うクジラに生かされる血肉の感覚。人間動物草木の別なく万霊を供養するシシの踊り。

    『田附 諏訪湖のそばにはなだらかな山があって、遠くには八ヶ岳なんかの険しい山がそびえている。杖突峠まで登って諏訪の街を見下ろした時、近くから遠くへ何重にも山に囲まれているのがよく見えたんだよね。(略) 石倉 盆地というと、閉ざされて止まった空間のように思うけど、そこに留まっているからこそ、山のどこから太陽が出て、どこへ沈むのかを考えることができる。水がどこから来て、どこに流れていくのかも。天地を流動・循環する世界像が生まれるんだよ。』76頁

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石倉敏明の作品

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野生めぐり: 列島神話の源流に触れる12の旅の作品紹介

〈人類学者と写真家が旅した、プリミティブなあらぶる日本〉
〈「自分探しの旅」「パワースポットめぐり」ではたどり着くことのできない、神話の源流に触れる「新しい旅」へ〉

日本各地の聖地・民俗を、気鋭の人類学者と写真家が旅した記録。「自分探しの旅」「パワースポットめぐり」ではたどり着くことのできない、神話の源流に触れる「新しい旅」へ。秩父・青梅に広がるオオカミ信仰の山、クジラの寄り来る太地の海、宮城県を中心に伝わる土の仮面「カマガミ」などを訪ねる道行きを、二人の想像力に満ちた対話と論考、写真で追体験する一冊です。月刊『なごみ』の連載に大幅加筆して単行本化。

野生めぐり: 列島神話の源流に触れる12の旅はこんな本です

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