改訂 音声学入門

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著者 : 小泉保
  • 大学書林 (2003年5月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784475018630

改訂 音声学入門の感想・レビュー・書評

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  • 大学院入試の資料として。

    暗記傾向(母音台形とか子音表とか) のあった大学での音声学の授業と比べ、
    こちらは詳しい説明と図解もあるため丁寧に学習出来ます。
    練習問題も豊富で、うまく使えばかなり役立つと思います。

    内容的には、音響音声学(声の音波)について書かれていたのはありがたかったです。

    今まで「調音音声学以外は分野違い」と思って放置していましたが、
    「第1第2フォルマントが母音の本質」とわかり、考えを改めました。
    学校にスペクトログラフがあれば、もっと早く教われただろうか…。

  • この本があればとりあえず器用さ等の身体的な障壁を無視して考えると、世界中の言語に用いられている言語音を発音することが出来るようになりますし、また、世界中で多くの人が採用している記号を用いてその言語音を記述できるようになります。

    音響音声学にも言及しています。これは発話を録音してその波形を分析するものなのですが、波形の読み方もきちんと記されています。すなわち、この本一冊で様々な発音を弁別できるようになりますし、更に、聴覚だけでその特徴をつかめないのなら録音して解析すればどういった発音をしているのかが分かるようになる、すなわち言語音のプロになれます。
    まあ、当然ながら対人的実験をしないと聴覚等の身体的能力は洗練されませんが。

    同時に、これをやると人の発音が気になるようになります。「この人/e/の発音狭いなー」とか「この人/ki/の発音のとき側面音化するなぁ(僕のことですが)」等会話しながら考えてしまいます。

    ちなみに色々な用語に英訳が施されているので、言語学用の英語力を養成するのにも向いています。

  • 先生の音声学テキストでもかなり引用されている本だし。一般音声学で、日本語なら、やっぱりここなのかな。
    音声学各論よりも音韻論に関して読みたくて借りてきました。

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改訂 音声学入門の作品紹介

従来の音声学の概説書では、強勢、声調、音調、リズムの面における扱いの不備が目立つので、その整理に意を注いだ。さらに、音声の分類に首尾一貫性をもたせ、図版を大量に掲示して理解を深めるように努めた。また、最近の言語学習の実情から、日本語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語、中国語の語例を数多くあげて、これら言語の音声実態を明らかにした。

改訂 音声学入門はこんな本です

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