仏教と精神分析 (レグルス文庫 223)

  • 第三文明社
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784476012231

感想・レビュー・書評

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  • 『ものぐさ精神分析』の岸田氏が書いているので手に取った記憶がある。精神分析と仏教はポストモダンの哲学において非常に大きな影響力を示してきたのは事実。これらがどのような思想背景を持つのかを両者の対話を通じて浮かび上がらせようという本書の趣旨は良い。

    両者を結びつけるキーワードが「癒し」なのだとしたら、やはり現代思想というのは癒しを中心テーマにおいたものなのかもしれない。

  • 脳は言葉に支配されている。思考が言葉という情報によって成り立っている以上、人は言葉に束縛される。意識とは言語化可能な状態と言い換えてもよいだろう。

    http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20101221/p8

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著者プロフィール

1923年静岡市生まれ。東京大学・ミュンヘン大学などに学び筑波大学・日本大学などで教授として勤める。現在、筑波大学名誉教授。文学博士。著書に『バウッダ』(中村元と共著、小学館)、『仏教入門』(岩波新書)、『世親』(講談社)、『初期仏教の思想』上・中・下(第三文明社)『龍樹・親鸞ノート』『大乗とは何か』『ブッダとサンガ』(法藏館)ほか多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

「1985年 『比較思想研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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