食事で治す心の病: 心・脳・栄養-新しい医学の潮流

著者 :
  • 第三文明社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784476032451

感想・レビュー・書評

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  • 栄養学にも造詣の深い武田邦彦は端的に「日本人が伝統的に食べてきたものを食べるのが正しい」と述べている。戦後になって大きく変わった食事情は肉・卵・牛乳・油の摂取であり、更にインスタント食品・加工食品・食品添加物まみれのスナック菓子・果糖ブドウ糖液糖(原料は遺伝子組換えトウモロコシ)で甘くした清涼飲料水が加わる。生活習慣病の原因はショ糖の摂り過ぎと考えてよい。その他にも輸入食料の増加が暗い影響を及ぼしている。腐敗防止の何らかの処理が施されているためだ。
    https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2023/03/27/232828

  • 2022/08/09 Kindle unlimited
    精神病について栄養学面からアプローチした本。

    素晴らしい本だと思う。
    とくに第三章の現代のカウンセリングの問題点について糾弾した文章がすごくよかった。
    「栄養失調が心の病の原因だ!」という還元主義に陥らんとする著者の視野の広さや、多面的な見方で人間の複雑さを捉えようとする知性を感じた

  • 栄養療法でうつ病を改善・緩和・完治のいずれかが期待できます。投薬と休息しか治療法を知らない医者が栄養素の重要性に気づくことを期待します。

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