フリードル先生とテレジンの子どもたち―ナチスの収容所にのこされた4000枚の絵 (21C文庫)

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著者 : 野村路子
  • 第三文明社 (2011年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784476116137

フリードル先生とテレジンの子どもたち―ナチスの収容所にのこされた4000枚の絵 (21C文庫)の感想・レビュー・書評

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  • テレジンで絵画を教えたフリードル・ディッカーに対する思い出とその前後に起きた事柄が、小説「アウシュヴィッツの図書係:ISBN 978-4087734874」の主人公のモデルとなったディタ・クラウスさんの語りと著者の説明によって綴られています。
    本人の口から出た言葉に小説以上の重みを感じました。
    児童書ですが、年齢を問わない一冊。

  • ドイツ軍の布告で父の仕事は奪われ、食料も自由に買えなくなっていた。ある日、母は黄色い布を星型に切って、みんなの洋服の胸に縫い付けていた。そして「これからは、必ずこの星のマークを付けておくのよ。そうしないと、とても恐ろしいことになってしまうの」と行った。黄色い星をつけて学校へ行くと、校門の前に立っていたドイツ兵が「こら!学校へ入ってはいけない」と怒鳴った。あの時の怖かったこと、びっくりしたことをはっきりと覚えている。でも友達と駆け足で教室へ入った。そうしたらいつも優しかった先生が「ユダヤ人は学校へ入ってはいけないことに決まったのだ。さっさと帰りなさい」と怖い顔をして言った。それっきり学校へは行かれなくなった。

  • アウシュヴイッツへの中継基地とよばれたテレジン収容所。生還者が100人に一人といわれた「地獄の控え室」とよばれた収容所でフリードルと子供たちが描いた絵画と生き残ったひとびとの証言が胸をうつ。人間の巣くう深い光と闇をわかりやすく紹介した一冊。

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