四月猫ヒノキの冒険 (ジュニア・ライブラリー)

著者 :
  • 大日本図書
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本棚登録 : 12
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784477006079

作品紹介・あらすじ

むかしむかし、猫にとって"しっぽ"がいちばん大切だったころ、四月猫の村に、しっぽのない子猫が生まれた。「ヒノキよ、旅に出なさい。世界は広い。きっとどこかにおまえをあたたかくむかえいれてくれる村があるはずじゃ。」「あるんだろうか、そんな村が。」…こうしてヒノキの旅が始まった。わしがこれから話すのは、ヒノキとその仲間たちの冒険の物語ニャンじゃ。四月猫のジャン。小学校上級から中学生向。

感想・レビュー・書評

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  • 耐えがたいほどの欠点はないが、かといって星5を付けるほどの名作とも言えない。

    ・児童向けの書物なのに、中途半端に熟語が出てくるのは違和感を感じる。
    ・21世紀の小説になじんだ目から見ると、主人公の成長とか、淡々と描きすぎじゃないかと感じられる。情報量が少ない。

    鷹の仲間からつまはじきにされてるタカサブロウのキャラとか、もっと掘り下げて描いてほしいんですが!ねぇ!学校社会の中で息苦しい思いをしてる読者とか、打てば響くだろうネタを、がっつり書けばいいものを、そこをなぜさらっと流すんですか!

    ・設定上の猫らしさと登場する文明のすり合わせができてないので、ふわっとしたファンタジー。

    これに感情移入して読むのは厳しかった。

  • 話もちゃんと覚えていないが、とにかく小学生のころ好きだった本。
    なんでそんなに好きだったのかも思い出せない。

    いつか見つけたら手元においておこうかなぁ。

  • ガンバの冒険? を思い出させるお話でした。
    苦しくて悲しくて辛い感情。

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著者プロフィール

1949年東京生まれ 1992年『こげよブランコもっと高く』で児童文学新人賞を受賞、『四月猫ヒノキの冒険』『約束の庭』『ストーブ戦争!』『少年アキラ』など著作多数。

「2023年 『ないない島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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