かまきりのカマ-くんといなごのオヤツちゃん

著者 :
  • 大日本図書
3.82
  • (7)
  • (16)
  • (7)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 140
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784477022796

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 現実的なお話。ストレートで好き。
    真摯に生きようという気持ちになる。

  • シュールな内容
    小4息子とLASTにえー!とびっくりして読みました 笑

  • やさしいかまきりの話

  • ハッピーエンドではないけれど、それが自然の姿。
    切ない余韻が残る一冊。
    イナゴを食べる気満々だったカマキリが、自分の身が危なくても必死にイナゴを守る姿に感動。

  • 2歳8ヶ月

    ひょんなところからの健気な友情にちょっとウルっときつつ、
    カマーくん瀕死になっているけど大丈夫?

  • 与は5

  • なんか、考えさせられたな。カマキリのカマーくんはたまたま見逃して「オヤツちゃん」と名前をつけたいなごを、いずれ食べるつもりでいたんだけど、結果的には自分より鳥や人間からも守ってやる。足やカマをボロボロにしながらね。さらにはオヤツちゃんを助けることで自分が・・・という。『おおきな木』みたいに無償で与え続ける愛を描いた絵本があった。でもこちらは自分が食べるつもりで、自分の所有という意識がもとになっていう。オヤツちゃんのメタファーはなんだろう。ここで描かれているのは、男の悲しい性とか業なんだろうか、なんてことを、三歳の息子に読み聞かせながら考えてしまった。切ない話だ。

    今知ったけど、続編もあるのかな。ちょっと読んでみたいね。

  • 4分。かまきりがボロボロになりながらオヤツのいなごを助けるシュールな笑い話

  • 母性愛が芽生えたカマキリ君

  • ボロボロになりながらも、いつか食べる予定のいなごちゃんを必死に助けるカマキリくんに心を打たれます。

全13件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1940年、大阪府生まれ。幼少年期を高知県で過ごす。多摩美術大学卒業。『ちからたろう』(ポプラ社)でブラティスラヴァ世界絵本原画展〈金のリンゴ賞〉を受賞し、以降『ふきまんぶく』(福音館書店)、『とべバッタ』『オオカミのおうさま』(共に偕成社)などで多数の絵本賞を受賞。2009年、新潟県十日町の廃校を丸ごと空間絵本にした「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」開設。2019年、ハンセン病回復者の国立療養施設がある瀬戸内海の大島で「Nさんの人生絵巻」を制作。

「2023年 『たべるぞ!たべるぞ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

田島征三の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×