ハリーとうたうおとなりさん (こころのほんばこシリーズ)

  • 大日本図書
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本棚登録 : 335
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (60ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784477030432

作品紹介・あらすじ

ハリーのいえのおとなりさんは、うたをうたうのです。そのこえのたかくて大きいこと!ハリーはなんとかしてやめさせようとしますが…!?

感想・レビュー・書評

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  • 大日本図書の世界の翻訳幼年童話集「こころのほんばこ」シリーズ。
    https://www.ehonnavi.net/special.asp?n=3356

    絵本「どろんこハリー」のシリーズになるのかな。
    ハリーは黒いブチのある白い犬です。毎日楽しく暮らしていますが一つだけ気に入らないことがあります。おとなりのご婦人です。おとなりさんは毎日うたを歌うのです。その声の高くて大きいこと!うるさくて嫌になります。ハリーは、牛の声、チューバの音のような低くて優しくて気持ちの良い音が好きなんです。なんとかおとなりさんに歌をやめさせたいハリーは色々と作戦を考えます。


    お隣さんの家に牛や楽隊を率いてくるハリーかわいい。
    いたずらしたと思われて怒られるハリーかわいい。
    とってもかわいいお話です。
    (おとなりさんの歌は、うまいけど大声でうるさいというだけなのか、音程も外れて下手なのかどっちなんだろう)

  • ハリーシリーズは好きだけど、これ、おとなりさんにみんな困っているのに、この展開でいいのかい?歌、上手いの?うまくないの?どっちよ?と思ってしまった。こどもは理解できたのかい?ま、ハリーは可愛いけど。

  • 3歳11ヶ月

    図書館にて

    どろんこハリーのシリーズにこんな分厚い本があったのか!とびっくり。
    読み切れるか心配だったけど飽きずに読めた。

    ただ、おとなりさんよ...
    オペラ歌手落ちかと思ったけど
    どこまでも空気が読めないだけの人だった

    結果オーライなんだけど、
    おさるのジョージと違ってハリーの場合は
    意図ある行動が全て人間から見たらイタズラになってしまい怒られるので
    「怒られるのが可哀想だから」と長女は再読せず

  • 耳が痛くなるような声で歌うおとなりさんをなんとかしようと、ハリーがいろんなことを試みるお話。最初はおとなりさんの歌をやめさせようとしていたハリーが、優しく柔らかな歌にしてもらおうとしていく様子が微笑ましい。その作戦がことごとく失敗するのは愉快だし、最後についに功を奏するのがうれしい。

    パーティーから追い出されたハリーを見て、こっそり羨ましく思う人がいるという描写が個人的にはすごく好き。みんなもおとなりさんの歌は勘弁してほしいと思っているんだというのが伝わって、おかしみがある。こんな上質なユーモアに子どもたちにはふれてほしい。

    どろんこハリーに親しんだ子たちに、ぜひ紹介したい本。一人読みを始めた子にもぴったりの本。

  • 息子7歳6カ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り)
    ちょうど良いボリューム ◯
    その他

    おとなりさんがよっぽどうるさかったんだね。

    ハリーがいろいろ考えて実行するけれど、いつも怒られてしまうのがかわいそうだけど、
    結果オーライ。

  • おなじみのどろんこハリーがだいかつやく。ハリーのおとなりさんが、とても高くて大きな声でうたうので、ハリーはうんざりしています。なんとかうたうのをやめさせられないかしら。ハリーはいろんな作戦を考えてやってみますが、おとなりさんはますます大きな声でうたうばかり。そんなある日、おとなりさんがうたのコンクールにでることになり、ハリーはとっておきの作戦を思いつきました。
    めげないハリーをおうえんしたくなる、楽しいおはなしです。

  • 図書館本。ハリーの隣人の歌声に悩まされて、あれやこれやとハリーが動きます。

  • 歌を唄うのが上手すぎるお隣さん。その声が苦手なハリーがなんとかやめさせようとする様子が微笑ましいです。字も大きく、どのページにも可愛い挿絵付きで、読み物を読み始めた子にオススメです。

  • 大きな声で歌うおとなりさんがハリーは大嫌い。あの手この手でお隣さんに歌をやめさせようとするけれど…。『どろんこハリー』のハリーが活躍する小学校低学年向け読み物。

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著者プロフィール

アメリカ・ニューヨーク生まれ。ニューヨークのプラット・インスティテュート卒業後、出版社で広告デザイナー・編集者を経て、フリーライター・デザイナーとして活躍した。1952年にデビュー作品である妻グレアムとの共作『ほら なにもかも おちてくる』(本作)がコルデコット・オナーを受賞。『どろんこハリー』(福音館書店)、『はちうえはぼくにまかせて』(ペンギン社)など沢山の作品がある。1975年没。


「2017年 『ほら なにもかも おちてくる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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