おふくさんのおふくわけ

著者 : 服部美法

• 大日本図書 (2017年9月8日発売)

作品紹介・あらすじ

おふくさんたちがみんなでご飯を食べていると、腹を空かせた鬼がやってきました。でも残っているのはお芋が一つ。どうするの？鬼も巻きこんでつくったものは何？福をわければ笑顔いっぱい。

感想・レビュー・書評

[海と青硝子さんの感想 · 2024年2月4日]

ごちそうさま直後のおふくさん家に、またまた鬼さんはらぺこで登場。タイミング悪かった…。でも、残っていたさつまいもを使い、鬼さん自身もエプロン着けて、美味しいものを作ります。「もう　いいかい？」「まーだだよ」の掛け合いの盛り上がりが今回も楽しい！　出来立てあつあつを作れるレシピが、裏見返しに付いていますよ。

[湖永さんの感想 · 2022年1月10日]

美味しそうなにおいにつられてやってきた鬼。
豆はキライだという鬼さんといっしょに作る鬼まんじゅう。
みんなで作るとたのしいね。
よくばって、ひとりじめして食べると顔は、鬼さんになっちゃうよー。
おふくわけしてみんなで食べると「おいしいね」が
2倍3倍にふくらんでえがおがあふれる。
おふくさんといっしょに作るのって楽しそうで良いね。
たくさん、たくさん作りたくなる。

[mashirobook1さんの感想 · 2023年8月4日]

5歳
「もういいかい」「まーだだよ」の掛け合いに1歳児も笑う。

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2023年4月13日]

「おふくさんは毎日にこにこみんなで楽しく暮らしています。そこへ鬼が「うまいもん食わせろ！」とやってきました。でもあるのはおいもがひとつきり。そこでおふくさんたちが思いついたのは・・。」


絵がはっきりしていて見やすい。優しい絵柄で見やすい。明るく陽気なおふくさんたちも、はらぺこな鬼もかわいい。みんなでほかほかの鬼まんじゅうを食べるシーンは、読者も「いいなぁ、食べたい！」となる。
表紙裏に鬼まんじゅうのつくりかたレシピ付き。
おすそ分け　お福分け。

[toppinparariさんの感想 · 2023年2月3日]

御福分け
おふくさんたちのところへまた鬼がやってきました
鬼は腹ペコです
ところがご飯は終わったところ
あるのはサツマイモが1つだけ
そうだあれを作ろう！
鬼さんも手伝ってとエプロンをしめます
何を作るのかな

読み聞かせ時間は３分くらいです
もーいいかい　まーだだよの掛け声がかわいい
表紙裏と裏表紙裏も楽しめます

[keiboさんの感想 · 2023年2月1日]

おすそ分けいいですね

[雨巫女。さんの感想 · 2023年1月13日]

《本屋》【再読】お福分けされたいなあ。

[izumiehonさんの感想 · 2022年4月3日]

「お福分け」って、このあたりの言葉なのかなぁ～
みんなだいすき、みんなたいせつ

[castagnaさんの感想 · 2021年1月25日]

月の名前の女の子たち

お腹の空いた赤鬼ひとり
何か食わせろと〜
でも、おには豆がきらい
そこで、さつまいもで作ったものは〜
おにまんじゅう


御福分け〜もらい物の一部をよそに分けて与えること。おすそ分け


3分40秒

[りぶれさんの感想 · 2020年9月17日]

まーだだよ、の手の×印が娘のツボ。私も一緒になってやってます。鬼もお福さんもめちゃくちゃ可愛い。表情豊かで本当に好きです。（4歳2ヵ月）

著者プロフィール

三重県生まれ。大杉華水氏に師事し、伊勢型紙を学ぶ。子どもの本専門店「メリーゴーランド」（三重県四日市市）主宰の「絵本塾」に参加。絵本作品に『おふくさん』『おふくさんのおふくわけ』（大日本図書）、『もりのちいさな　はいしゃさん』『もりのちいさなはいしゃさん２　やくそくのおはなみ』）（文・上平川侑里／山画廊）がある。

「2022年 『おふくさんの12かげつ』 で使われていた紹介文から引用しています。」