専業主婦が年収1億のカリスマ大家さんに変わる方法

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478000441

感想・レビュー・書評

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  • 知人のおすすめ。家族の事業をよりよく知るために。
    競売に関する実務についても知ることができる。
    著者は昼の仕事と夜の仕事をするべきとして、昼は家賃の集金や掃除、夜は寝ている間に増える不労所得とする。
    著者が物件購入・営業・コミュニケーション全般、夫と息子がリフォーム、娘が集金や事務と家族で大家業をしている。
    元々著者は専業主婦で、夫の月収40万円で家族4人生活しながら、ボーナスを貯めた貯金で不動産を購入。不動産収入は、子供の大学進学費以外には手をつけず、次の物件購入費用に充てることで買い進め、自宅から一時間以内の物件20棟200戸所有。
    売買価格の半分は自己資金を入れており、生活は質素倹約で「良い物件は自分が住むのではなく、他人に貸してお家賃をいただく」、「家賃が低くても満室の方がいい」、「競売の占有者とウィンウィンの解決方法を探る」という感覚が投資成功の秘訣と思われる。

  • 競売物件を見極めるため近所の人から情報を聞きだす、競馬代行業者は「物件調査」「入札事務」「占有者の立退き交渉」で落札価格の3%程度の手数料、不動産取引で一番いけないのは業者にまる投げすること、主婦に気に入ってもらうことは賃貸経営すべてに共通する、100人中100人に気にいてもらう必要はなく1人に合えばそれでよい、土地勘のない所の物件は買わない、自宅から1時間以内の物件だけ買う(土地勘の利く範囲内)、入居者・近所の人など人間関係づくりこそ大家業をうまく回転させる最大のコツ、内見できれいだという第一印象をもってもらうためには部屋の隅・水道の蛇口・天板を念入りに磨き上げること、「割れ窓理論」小さな汚れや違反を見逃しているとそれが大きな汚れや違反に発展する、リフォームを業者なかせにしていたら結構な費用がかかる→言い値は×(半値以下ですむ場合も)、リフォーム方法はDIYの店員に聞くと○(ダメなら大工)、素人の手に負えない部分は専門家に頼むこと、玄関・壁紙等部屋全体を白くすることでお客様の印象○、冬北風があたる部屋には無料でホットカーペットをつけておく、リフォーム等で一手間かけることで大きな収益を生む、「雨漏り・シロアリ・水周り」は要チェック→業者に確認してもらう、東洋大学構内には「大家さん物件」の紹介コーナーがある、家電製品をリサイクルショップで(時期はずれに)購入し備え付けしておく、不動産屋には「キャラ・マメ・カメ」で物件を紹介してもらう、不動産屋は店長と話さないと×(担当者ではダメ)、不動産屋は大家ではなくお客をみて礼金を裏でもらったりしている、謝礼は賃貸では1万・売買では10万支払っている、滞納者には事前に連絡をもらえない場合には事務手数料3150円をもらうシステム、入居者のなかに情報をくれる人がいると助かる、物件を見る時はデジカメで色々な所を撮っておくこと、家賃保証会社は必ずつけるべき、コミュニケーションがとれていれば必ず家賃は払ってもらえる、管理には「お金・手間・時間」が必要→お金だけをかける(管理会社丸投げ)と荒れてくるもの、書くことは考えをまとめる上で非常に大きい、競売物件写真は主婦の視線で使い勝手・リフォームで蘇るかなどをチェック、旅行など知らない土地では不動産屋に行き物件をチェックする、自分だったらお金を払って借りるか・借りる人が1人でもいるかと考えチェックする、コストを抑えたい&高利回りの投資を考えた場合再建築不可物件は魅力的、裁判所の引渡命令を使うと時間・費用は大幅に削減可、残置物処分の強制執行では数10魔万〜100万円程度かかる、占有者との交渉では「売る」「貸す」は禁句、アパート収入は生活費には充当せず購入資金とする、不動産購入資金の半分は必ず自己資金とする、国金では物件評価額の6割の融資が受けられるが賃貸物件は6割×6割で36%となってしまう→入居者がいないうちに借りること、昼の仕事は自分が汗水たらして稼ぐ仕事・夜の仕事は寝ていても稼げる不労所得(両方持たないと×)、不動産物件を幾つか持ったら売却を考える、売りたい値段の2割増程度の値段で出す、「不動産はいつか売らなくてはいけない、ババをつかんではいけない」、「アパートも一戸建もいつかは必ず朽ちる、そのことを肝に命じる」、大家業はサービス業・ホテル業に似ている、大家という仕事には「主婦感覚」が欠かせない、大家業をうまくやっていくにはコミュニケーション能力が重要、最初は「ここなら任せられる」と思う管理会社と勉強しながらやるのが一番、物件を購入する時は会社の規模の大小に関わらず色々な情報を集めること、順番としては物件を買う前に管理する人との関係作りからスタートする、まずは物件探しよりも担当者探し→良い担当者は一生もの、大家業は奥さんが入居者とのコミュニケーションを担当しご主人がリフォーム・経理などの裏方をやればうまくいく、家賃は東京の真ん中も片田舎も地価ほどの格差はない、大家業は原料(不動産)を手に入れやすい僻地がいい!

  • 前作より詳しくておすすめ
    半分自己資金かー

  • ん〜、こうは、成れませんなぁ。(汗)

  • 自主管理大家さん

  • 大家さんの基本はコミュニケーションって、わかる気がする。
    自分の物件を大事に掃除したり、入居者に声をかけたり…良いな~と思う。

  • 労所得ではない不動産投資のやり方。
    もともと土地を持っていないというだけで、実質的には昔ながらの大家のイメージ。
    自分の労働力を利回りに変える方法で、サラリーマンには真似しがたい。

  • 中卒の主婦とはいえ、不動産業の資格を取られたりかなりの努力をされています。
    主婦の副業として片手間にアパート経営かと思っていたら本格的な経営者でした。
    夫の収入だけで生活、ボーナスなどを購入資金に。家賃収入は娯楽には使わず子供の教育費だけに使う。これから資金を貯める参考になります。それだけストイックにしないと資金はたまらないのかも。
    お金儲けの目的は人それぞれなのだけど儲かっている現在でも自分の家はボロで贅沢はしないのだそう。
    一体何のためにお金をもうけているのと思うけどさらにそれで不動産を取得するのだからやっぱりすぐに贅沢しようとする人との成功の違いはこれだろうか。

  • 中卒のおばちゃんが大家をやった話し。
    競売物件の話しはよくしらなかったので勉強になりました。
    それにしてもこのおばちゃん、物件に対してすごく労力を費やしています。
    かなり参考になりますが、サラリーマンとしては厳しいですねー・・・。

  • 中卒でらハローワークに「仕事がない」と言われ、大家さんになろう!と頑張ったおばちゃんのハナシ。お金の借り方は、参考になったが、競売物件を何軒か買ったり、家賃をもらいに、物件に泊まり込んだりというのは、違ったやり方だなぁ、と思った。外国人の入居者、自分でリフォームするというのもすごいと思ったが、私はやらないと思った。

    何にせよ、9年間で、200戸はすごいと思う!自宅はボロでオッケー・昼の仕事と夜の仕事(不労所得)を持て!・家がいいかを決めるのは女性、というのは納得!!

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