朝30分の掃除から儲かる会社に変わる―社員ニコニコ業績ピカピカの法則

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478000458

感想・レビュー・書評

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  • この徹底ぶりはすごいと思います。武蔵野さんに見学に行きたいです。

  • 掃除の効用によってプラスの循環が産まれる。
    企業のリソースにおいて最も重要なのは人材。製品で差別化が困難な現状、その重要性は増している。
    人材によって企業ブランドは確率されていき、製品価値や品質の向上が可能となる。
    ただマニュアル通りこなす社員ではなく、一人一人が自発的に取り組む姿勢が必要であり、
    そのスイッチをいれる取組として「掃除」が有効と紹介されている。
    以下、掃除の効用を簡単に抜粋。


    ・感性が養われる
    環境整備によって様々な気づきが生まれる。
    ・コミュニケーションが生まれる
    体を動かしながらだとコミュニケーションが進む。普段話さない人との会話も生まれる。
    ・不要なものが明らかになる。
    新しいスペースや余裕がうまれる。

    掃除は好きな方、整理されていた方が気持ち良く仕事が出来るということで、その効用が現実のエピソードをまじえて語られている本書は、日々掃除を行うことへの1つの理由付けになったかなと思う。

  • 平等な社員教育として、掃除というのは面白かった。整理と整頓は別。捨てることと効率化すること。一人で頑張ってもダメ。と、なるほど共感できる。

  • ● 「徹底する」とは、第三者から見て異常だと思われるほどやることです。

    ● 「やらざるを得ない」ようにすることこそ、仕組みです。

    ● 学ばない社長はダメ社長ですが、一人だけで勉強している社長はもっとダメ社長です。

    ● 掃除をするから、増収・増益になるのではありません。仕事がしやすい環境を整えて備えるから、利益が出るのです。

    ● 愛はお金です。しかしお金は愛ではありません。

    ● 社員はもとよりパート・アルバイトも含めて、社員の心の健康を維持するための費用は使っていいのです。それは悪ではなく「善の費用」です。善の費用を惜しむと、遠からず組織が病んでいきます。

    ● 「好かれる・好かれない」は、最初の6秒で勝負が決まる。それは挨拶です。挨拶は相手に誠意を示す最も簡単で効果のある仕組みなのです。

    ● 「整えておく」とは、整理と整頓です。整理とは「捨てる」ことです。必要なものと不要なものとを峻別し、必要最小限度まで徹底して捨てる。

    ● 「仕方なく」というと、否定的な響きがあります。しかし、そう考えるのは間違いです。やらざるを得ない仕組みがあり、仕方なくやることが素晴らしいのです。

    ● そもそも独自性とはどういうことでしょうか?それは他社より早く、優れたものをマネすることです。どうせ経営手法なんて研究し尽くされています。本当に独自性のあるものなんてほとんど残っていません。

    ● 会社は働きに来るところではありません。成果を出すところです。

  • これおかげで、おうちの中もきれいになりました。

著者プロフィール

小山昇(こやま・のぼる)
株式会社武蔵野代表取締役社長。1948年、山梨県生まれ。東京経済大学卒業後、1976年に日本サービスマーチャンダイザー(現・武蔵野)に入社。一時期、独立して自身の会社を経営していたが、1987年に株式会社武蔵野に復帰し、1989年より社長に就任。赤字続きだった武蔵野を増収増益、売上75 億円(社長就任時の10 倍)を超える優良企業に育てる。2001年から同社の経営の仕組みを紹介する「経営サポート事業」を展開。現在、750社超の会員企業を指導し、450社が過去最高益、倒産企業ゼロとなっているほか、全国の経営者向けに年間240回以上の講演・セミナーを開催している。

「2023年 『「儲かる会社」の心理的安全性』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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