朝30分の掃除から儲かる会社に変わる―社員ニコニコ業績ピカピカの法則
- ダイヤモンド社 (2007年7月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478000458
感想・レビュー・書評
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この徹底ぶりはすごいと思います。武蔵野さんに見学に行きたいです。
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掃除の効用によってプラスの循環が産まれる。
企業のリソースにおいて最も重要なのは人材。製品で差別化が困難な現状、その重要性は増している。
人材によって企業ブランドは確率されていき、製品価値や品質の向上が可能となる。
ただマニュアル通りこなす社員ではなく、一人一人が自発的に取り組む姿勢が必要であり、
そのスイッチをいれる取組として「掃除」が有効と紹介されている。
以下、掃除の効用を簡単に抜粋。
・感性が養われる
環境整備によって様々な気づきが生まれる。
・コミュニケーションが生まれる
体を動かしながらだとコミュニケーションが進む。普段話さない人との会話も生まれる。
・不要なものが明らかになる。
新しいスペースや余裕がうまれる。
掃除は好きな方、整理されていた方が気持ち良く仕事が出来るということで、その効用が現実のエピソードをまじえて語られている本書は、日々掃除を行うことへの1つの理由付けになったかなと思う。 -
平等な社員教育として、掃除というのは面白かった。整理と整頓は別。捨てることと効率化すること。一人で頑張ってもダメ。と、なるほど共感できる。
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● 「徹底する」とは、第三者から見て異常だと思われるほどやることです。
● 「やらざるを得ない」ようにすることこそ、仕組みです。
● 学ばない社長はダメ社長ですが、一人だけで勉強している社長はもっとダメ社長です。
● 掃除をするから、増収・増益になるのではありません。仕事がしやすい環境を整えて備えるから、利益が出るのです。
● 愛はお金です。しかしお金は愛ではありません。
● 社員はもとよりパート・アルバイトも含めて、社員の心の健康を維持するための費用は使っていいのです。それは悪ではなく「善の費用」です。善の費用を惜しむと、遠からず組織が病んでいきます。
● 「好かれる・好かれない」は、最初の6秒で勝負が決まる。それは挨拶です。挨拶は相手に誠意を示す最も簡単で効果のある仕組みなのです。
● 「整えておく」とは、整理と整頓です。整理とは「捨てる」ことです。必要なものと不要なものとを峻別し、必要最小限度まで徹底して捨てる。
● 「仕方なく」というと、否定的な響きがあります。しかし、そう考えるのは間違いです。やらざるを得ない仕組みがあり、仕方なくやることが素晴らしいのです。
● そもそも独自性とはどういうことでしょうか?それは他社より早く、優れたものをマネすることです。どうせ経営手法なんて研究し尽くされています。本当に独自性のあるものなんてほとんど残っていません。
● 会社は働きに来るところではありません。成果を出すところです。
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これおかげで、おうちの中もきれいになりました。